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府民の声 公表(詳細)
テーマ | 大阪・関西万博に関するもの |
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府民の声 | 大阪万博は、まさに、現在の日本全体の問題を凝縮したような有様になっています。 夢洲の土壌や地盤の問題は置いておいて(これも凄いですが)、 とりあえず車のアクセスが夢咲トンネルと夢舞大橋の二本しかない。 それにもかかわらず、想定来場者数を半年間で3036万人としている。 ということは、半分は(未完成の)地下鉄で来るとして、残りはシャトルバスになるため、 一日におおよそ10万人がトンネルもしくは橋を渡ることになる。 シャトルバスは乗客数50人程度だから、2000台。大渋滞必至ですね。 というか、そこにロジスティクスセンターのトラックも加わる。 それ以前に、準備が本格化すると、夢洲地区に流入する工事車両等により大渋滞になりかねない。 しかも、2024年問題(残業規制)ともろに重なる。 運送ドライバーや、現場の土木・建設業の作業員の方々にも「働き方改革」を適用せざるを得ない。 しかも、作業員の方々が(地下鉄がまだないので)車で通勤するとなると、これまた大渋滞でしょう。 現場は地盤沈下が激しいゴミの埋め立て地です。 汚染水やガス噴出が発生する夢洲で、パビリオンを建設するのは、 もちろんおカネと時間をかければ十分に可能なのでしょうが、 時間が区切られている状況では相当に厳しい。 さらには、来場者の汚水処理(トイレ問題)の問題については目途が立っていない。 万博の大人1人あたりの入場料が7500円とされており、 現在の貧困日本では人々がチケットを買えず、閑古鳥が鳴く可能性が高い。 とはいえ、逆に目論見通り一日10万人規模の来場者があった場合、 交通インフラも、下水道インフラも対応が不可能。 そもそも、インフラ投資を事前にしておかなかったにもかかわらず、 「島」で万博を開催するなど、狂気の沙汰ですよ。 しかも、海外諸国がパビリオンを建設する際に 必要な仮設建築物許可の申請が、未だに一カ国からも出ていない。 どうするんじゃ、これっ! |
カテゴリー | 都市魅力・観光 |
受付日 | 2023年8月28日 |
公表日 | 2023年9月29日 |