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府民の声 公表(詳細)
テーマ | 教職員に関するもの |
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府民の声 | 大阪府教職員(小学校・中学校)をしている子どもを持つ親です。 労働時間の長さ、肉体的精神的な疲労がすごいです。 傍から見れば、そんなに辛ければ辞めればいいと思うかもしれませんが、志をもって学び、教員採用試験も頑張りようやくなれました。そして二人が言う言葉は「休んだり辞めたりしたら、子どもや周りの先生に迷惑がかかる。そうでなくても人手が足りずに大変やのに」と。 小学校の方は、まだ帰る時間は遅くても九時半もしくは十時。 しかし、給食時の汚物処理・子どもの面倒などで食べれないことが多く、お昼抜きは日常です。そして、毎日の丸付け、多いときは夫婦で徹夜でこなしているようです。 中学校の方は、帰る時間は早くて九時半、遅いと日付が変わることがしばしばです。 そして同じく帰ってから日常業務をこなして徹夜です。 日常当たり前に家庭訪問を数件こなし、問題があれば会議、保護者の仕事終わりを待っての指導。挙句は保護者に替わっての警察への子どもの引き受け。 私の考えでは考えられないようなことを二人は日々こなしています。 クラスに支援を必要とする子どもが5人から6人。他にグレーゾーンの子どもが数人。私が子どもたちを学校へやっているときは、クラスに一人いるかいないかで、支援が必要な子は支援専門の先生が常時ついていました。今は一人の担任でまかなっているそうです。だから授業準備をするのも、時間をとれず寝ずにするしかないようです。 中学校は、教科担任制だから、自分の教科以外だったら見なくてもいいと思いがちですが、自分の教科以外の時は、クラスの子どもの体育・家庭科と全ての補助に入っているそうです。 こう言うことが最初から起こっていたわけではありません。年々の支援を必要とする子どもの増加やコロナによる作業の負担等、まだまだ私が知らない負担が増し、それによっての他の教師の病気による休職・退職により更なる負担増しで、みんなで協力より分担で疲弊もいいところのようです。 クラブ活動の顧問が外部委託になるから、もう少ししたら楽になるよ。とか、教師の過重労働が問題になってるから、もう少しで変わるんと違う。とか言葉を投げかけてたのですが「そんなんなるわけがない。現場の声や実際にやってる人が決めてないねんから」「校長でもちゃんと認識できてないやろ」って言われ、少しでも早くこの悲惨な現状を知って頂き、早く改善してもらえるようお願いしようと思いました。 教師はどんどん病気になる人が増えてます。 どうかこの全てにおいて、子どものことは学校任せにするこの風潮を見直してください。 学校は教育を学ぶところです。学校の登下校以外で起きた事は、家庭で解決する。 その仕事が減るだけでも、ずいぶん変わるでしょう。 他の業務を軽減して、教師本来の仕事をさせてあげてほしいです。 |
カテゴリー | 教育・学校・青少年 |
受付日 | 2023年6月20日 |
公表日 | 2023年7月31日 |