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府民の声 公表(詳細)
テーマ | 大阪・関西万博に関するもの |
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府民の声 | 先日、テレビ番組で、2025年大阪・関西万博に関わるインフラ整備の費用が、当初の見込みより膨れ上がり、2021年の試算では974億円だったが、現時点で1,129億円になったと報道されていた。 最初に万博建設費等が予算を超えることが明らかになった2022年当時、吉村知事は、「今回で予算を超えるのは最後である」と発言していた。しかし、その後地盤の問題や物価高騰などにより、追加で総額3,000億円の費用がかかることが判明し、知事は府民に対して嘘をついたことになる。 そもそも万博会場になる夢洲は、1977年から埋立事業が始まった人工島で、大阪市内で発生した廃棄物や、海底を掘り起こした土砂などで埋め立てられているだけの軟弱な地盤である。地盤沈下を防ぐためには、その埋め立て部分よりさらに50メートル下の強固な地盤に何本も杭を打たなければ、会期中に沈下する恐れすら出てきている。 工事の進捗状況について、建設業界からは、「一般論で言えば、もうデッドラインは過ぎていると思ってもいいくらい」だとも言われている。莫大な費用をかけても、万博が成功するとは限らない状況なので、大阪府は万博の開催を中止するよう、国に提言するべきだ。 |
カテゴリー | 都市魅力・観光 |
受付日 | 2023年12月11日 |
公表日 | 2024年1月31日 |