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府民の声 公表(詳細)
テーマ | 大阪・関西万博に関するもの |
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府民の声 | 2025年大阪・関西万博の予算は、すでに当初より3倍以上の予算増額があり、人手不足からの会場建設の遅れがあると報道されていた。もともと日本は国土全体が湿地の傾向があり、大阪府は淀川と生駒から流れる大和川に挟まれ度重なる水害に見舞われたデルタ地帯にできた都市であるが、その恩恵で地質学などが発展し、志紀調節池をはじめとして様々な水害対策に強い都市でもある。 しかし、関西国際空港を建設した時にもジャッキアップなど絶えず地盤沈下対策を行わなければならなかった経験から、万博開催予定地の夢洲の地盤対策が大変困難を極めるものであることは、大阪府も重々承知をしていたはずだ。 大人の事情で2025年大阪・関西万博を開催しなければならないのであれば、会期が遅れてでも厳重な地盤対策を行うべきだ。 また、今年の1月上旬に日本外沿岸に強い地震が発生し、特に能登半島を含む石川県が甚大な震災被害が起きたことにより、世間では「2025年大阪・関西万博の開催費用を、石川県の震災復興支援に充てるべきだ」という意見も上がっているようだ。 石川県は、半日もあれば大阪府から電車1本で訪問できるほど近い距離にあり、震災復興にも数年以上要すともなれば、震災から1年たつか経たないかのうちに大阪で万博のような晴れやかなイベントが開催されるのは、時期的にふさわしくないのではないかと私は思う。 万博の会期を遅らせることができないのであれば、大阪府は2025年大阪・関西万博に関する公表を控える期間を持つようにするべきだ。 |
カテゴリー | 都市魅力・観光 |
受付日 | 2024年1月5日 |
公表日 | 2024年2月29日 |