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府民の声 公表(詳細)
テーマ | 大阪・関西万博に関するもの |
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府民の声 | 大阪・関西万博は中止し、人力・資材は復旧・復興のために能登半島地震の被災地に回すべきです。万博の会場建設費は当初の1250億円から約2倍の2350億円に膨れ上がった。国と大阪府・市、経済界が3分の1ずつ負担。建設費の3分の2は税金である。物価高で国民は苦しんでいるというのに、増額、増額で、なぜ国民の身を切ろうとしているのか。19年の労基法の改正で時間外労働の上限が設けられ、建設業は24年4月から適用される。万博会場は建設業に時間外労働の上限規制を適用しないよう、政府に要請したというがパビリオンの建設が遅れているから長時間労働を認めるべきという。とんでもない。東京五輪でも新国立競技場の建設の遅れを取り戻すため、作業員が過酷な長時間労働を強いられ、過労死や過労自死の被害が起きた。大阪万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」である。命と人権を軽視する長時間労働は開催理念にも反する。 万博はカジノ計画のインフラ整備のために誘致されたもの。大阪カジノ計画は特定の政党、府・市政が夢洲に誘致しようとするカジノを中核とする統合型リゾート(IR)計画。政府は23年4月に認定するさい、住民合意とギャンブル依存症対策、災害・地盤沈下対策など7つの条件をつけたが、何も解決していない。府・市は30年秋ごろ開業を見込み、初期投資額は約1兆2700億円に増加すると見込んでいる。夢州は軟弱地盤、地盤沈下、地中にはダイオキシン、PCB、ヒ素などの猛毒が存在。特定の政党が万博会場を夢洲にきめたのは、夢洲のインフラ整備を「万博」の名で国策(税金)で行ってもらうためである。万博開催の直接経費は国費だけでも1647億円。道路や鉄道などインフラ整備など関連経費を含めると10兆円を越える。膨大な人力、資材が投入される。 |
カテゴリー | 都市魅力・観光 |
受付日 | 2024年3月1日 |
公表日 | 2024年4月30日 |