ここから本文です。

府民の声 公表(詳細)

テーマ 高校授業料補助に関するもの
府民の声 先ほど、「高等学校の授業料の支援制度の所得制限を撤廃し、完全無償化にする」と吉村知事が発言していたテレビニュースが流れた。
私のような低所得者にとって、様々な公的支援があるのはありがたいのだが、私立高校の授業料を支払う資力のある保護者に対しても私立高校授業料を一律に無償化するというのは、府の厳しい財政状況からも大阪府に負担がかかるのではないかと私は思う。
大阪府授業料無償化の現行制度では、所得制限を定めて授業料の支援をしており、中には高所得で対象外の人も出てくるようだが、府民の資力に応じた適正な行政サービスは、決して不公平な制度ではではない。
府民の生活状況は資力も含めてそれぞれ異なり、平等な立場でないため、府民一律のサービスにしようとしている吉村知事の態度は、私にはパフォーマンスにしか見えない。また、実際は、授業料無償化制度を利用をする高所得者は少ないのではないかとも思っている。
府の行政サービスは、福祉を含め様々な観点から、府民の生活を総合的に向上させることが本来の目的である。高校生への授業料支援のみに重点を置いて施策を行うことは、行政サービスとして非常に偏った施策だと私は思う。
これから2025年大阪・関西万博の開催準備にもお金がかかるようなので、大阪府の収支バランスを考えた、支援制度に改めるべきだ。
カテゴリー 教育・学校・青少年
受付日 2023年8月25日
公表日 2023年9月29日