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府民の声 公表(詳細)

テーマ 高校授業料補助に関するもの
府民の声 大阪府の私立高校授業料無償化制度について、2021年10月下旬、吉村知事は国政選挙の街頭演説の際に、「47都道府県のなかで、私立高校の授業料完全無償化が完了しているのは大阪だけである」と発言していた。しかし、現在も、授業料完全無償化に向けて私立高校等の関係者と調整を図っていることがニュースで報じられており、2年近くの前の街頭演説における発言は一体何だったのかと思う。街頭演説の内容なので、政党に意見を申し出るべきだと思うが、公人である知事が詐欺とも受け取れる発言をすることに納得がいかない。以前の自身の発言を修正するのならまだ良いが、知事はこれまで一度も間違った発言を修正していない。一般人はテレビやネットで報じられたニュースを見ることしかできないため、知事の発言の中で切り取られた部分があるかもしれない。それにより、府民に誤解を与えているのかもしれない。
多額の税金を使って行う限り、知事はしっかりと説明責任を果たす義務があるのだから、知事として正確な情報を発信するべきだ。
また、大阪・関西万博についても、土壌汚染や地盤沈下への対策にかなりの費用がかかり、当初の計画より2倍近くに膨れ上がっている。
パビリオンの建設遅れに伴い、建設にかかわる業者に法外に残業をやらせようとしているようだが、それは万博のスローガン(「命輝く」)に反した考え方だ。
税金を使うのであれば、先が読めない事業をすすめるべきではない。
府政運営において、議員削減など、予算の削減に取り組んでいる一方で、私立高校授業料無償化制度や大阪・関西万博などに無駄な予算を投入しないでほしい。
知事はあまりにもふざけたことをしている。
府民の税金を使うのであれば、どれだけの税金がどこに使われたか。1円たりとも漏れなく府民に公開するべきだ。府民は知る権利がある。
知事は頻繁に「大阪独自でやっています」と口癖のように言い、自身の政策をアピールしているが、府民への支援は不十分だ。燃料費の高騰により、電気代を節約するためにエアコンをつけずに生活するなかで、熱中症で亡くなる人も多いので、府内の一般家庭の電気代への支援を行い、熱中症対策につなげることも検討してほしい。
さらに、近年、数多くの府立高校の統廃合を進め、民間企業に土地を売却しているが、勝手に統廃合を進めず、もっと府民の意見を聞き入れるべきだ。
知事が打ち出すあらゆる政策に対して、府の職員は、何も提言しないのか。もし、提言できない状況であれば、知事の独裁政治とも言える。
人の話を聞かず、自分が決めたことを、自分のメンツを保つためにやり通すのはおかしい。
本来であれば、知事に対する意見は、知事本人が聴くべきだと思うが、知事が対応できないのであれば、改善を図るためにも知事の秘書が聴くようにしてほしい。
カテゴリー 教育・学校・青少年
受付日 2023年8月7日
公表日 2023年9月29日