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府民の声 公表(詳細)

テーマ 高校授業料補助に関するもの
府民の声 私の子どもは、他府県から大阪府内の私立中高一貫校に通学している。中学1年生なので、子どもが高校に進学する令和8年度からは、大阪府内に住む生徒の授業料は完全無償化となるが、私の子どものように他府県から通学する生徒は大阪府の無償化の対象から外れる。
生徒の大多数は大阪府内に住んでいるため、大阪府の授業料支援を受けることにより、教育費の負担が軽減され、生活に余裕がでてくるだろう。
そうなると、同じ学校に通う生徒の家庭で経済的に格差がうまれ、生活レベルが異なってくることは目にみえている。
本来、教育費に充てていたお金で、さらなる学力向上を図り塾に行く生徒もいれば、旅行に出かけることもあるだろう。
我が家のように生活に余裕がないうえに、教育費の負担も重なると塾に行かすことでできず、どんどん府内に住む生徒に遅れをとってしまう。
大学の指定校推薦を希望しても、成績上位者が選ばれるので、塾に行く余裕がない私の子どもは不利である。同じ学校に通う子どもは平等であるべきだ。
これから私立中高一貫校や私立高校に入学する子どもであれば、学校選択の余地はあるが、既に入学している子どもに対しては、他府県と連携して何らかの措置を考えてほしい。
それができないのであれば、授業料無償化制度を実施すべきではないと伝えてほしい。
カテゴリー 教育・学校・青少年
受付日 2023年10月5日
公表日 2023年11月30日