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府民の声 公表(詳細)

テーマ 高校授業料補助に関するもの
府民の声 小学6年生の保護者です。私立高校生等への就学支援について、
多くの自治体では、少子化対策として様々な政策を打ち出しているが、子どもを養育するうえで本当に保護者が必要としているのは、義務教育を終えた子どもが高校や大学に進学する際の授業料への支援である。大阪府はそこに目を向け、令和6年度から高校や大阪公立大学の授業料を無償にすることは、とても素晴らしい制度だと思う。
大阪には全国的に見ても学力が高い高校がたくさんあり、そのような高校を卒業したのちに大阪公立大学医学部医学科に進学すれば、9年間、授業料は無償で学ぶことができる。こんな制度は戦後初めてのことだ。
国内には、○○大学や□□大学、△△大学など、実質的に授業料が無償となる制度を実施している医学系の大学はあるが、いずれも制度利用にあたっては、大学卒業後に、指定された大学病院や地域の病院で数年間の勤務を余儀なくされる。
しかし、大阪公立大学医学部医学科であれば、授業料無償化制度が適用されても、そのような条件はないはずだ。もし、大阪公立大学医学部医学科を卒業後に大阪府内にある医療機関での勤務を求められても、大阪には最先端の医療を提供している病院が多いので、卒業生にとっては研鑽を積める良い機会となるだろう。
兵庫県内にある有名私立高校の校長は、大阪府の私立高校授業料無償化制度に対して、「大阪府民だけに授業料無償化制度が適用されると、同じ学校に在籍する生徒の保護者間で、経済格差がうまれる」と言っているが、本来は国が全国統一で行うべき制度だと私は思っている。
今回、大阪府が全国に先駆けて高校や大阪公立大学の授業料無償化制度を実施することについて、私は高く評価していると伝えてほしい。
カテゴリー 教育・学校・青少年
受付日 2023年10月4日
公表日 2023年11月30日