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府民の声 公表(詳細)

テーマ 高校授業料補助に関するもの
府民の声 我が家には年の離れた子どもが2人おり、上の子どもが高校生のころには、私立高校授業料無償化制度はなかった。今春中学3年生になる下の子が、高校1年時に適用される府の授業料支援金の現行制度では、年収や子どもの人数により支援金が異なる。我が家は、上の子どもが社会人のため子どもの人数には含まれず、子ども1人の世帯として判定され支援は少ない。さらに親の年齢も高いために所得は上がっており、所得要件も満たさない可能性がある。ほんの少しの年収の差で、高額な私立高校の授業料への支援が受けられない。
我が家の上の子ども世代は、このような支援制度もなく、教育費はすべて親が負担した。現在は、子育て支援が増えているものの、我が家と同様、この無償化制度のように支援対象から外れる世帯がある。収入のわずかな差で支援を受けられない世帯は、支援を受ける世帯よりも結果的に生活は苦しくなり、大変不公平だ。もちろん、十分な収入がある世帯にまで支援する必要はないが、一概に所得だけでは判断できない。所得制限を撤廃し、支援が必要でない世帯には「辞退」の申し出をしてもらうなどの方法を取り、必要な世帯には平等に支援するべきだ。
カテゴリー 教育・学校・青少年
受付日 2024年2月9日
公表日 2024年3月29日