テナントミックス事業で商店街の活性化に取り組む、京都・福知山駅正面通り商店街(2)

更新日:2023年11月24日

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令和5年11月24日 福知山駅正面通り商店街 京都府福知山市
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 令和5年10月31日、福知山フロント株式会社の秋山保彦代表取締役と・奥田友昭事務局長による講演が行われました。同社は福知山駅正面通り商店街を中心としたJR福知山駅北側エリアで、空き店舗を活用したテナントミックス事業等を手がけ、その先進的な取り組みについて説明されました。
 
講演後には、参加者である大阪府内の市町村担当者、京都府、福知山市、中丹広域振興局、大阪府の担当者との間で質疑応答が行われ、商店街の活性化について共に考える貴重な機会となりました。

 
その後、参加者全員で商店街の現地視察を実施。同社事務局 広瀬今日子氏の説明で、ホテルや飲食店などのテナントをはじめ、令和5年5月に8店舗が開業した「銀鈴ビル」を訪れました。
 
3階建て建物の1・2階をリノベーションした銀鈴ビルは、元パチンコ店の面影を残したおしゃれな内装や、敷居を作らないレイアウトが特徴。1階には野菜の無人販売コーナー、菓子工房、たこ焼き店、レンタルスペース、美容室が、2階にはラーメン店、韓国料理店、エステティック店、スマートフォン販売・パソコン教室が入っています。多彩なテナント構成により、幅広い年代のお客さまが訪れています。
 
建物は、商店街と大通り(けやき通り)の両方に面しており、回遊性の高さを活かした多彩なイベントを実施することで、にぎわい創出拠点としての役割を果たしています。
 
参加者はそれぞれに質問や撮影をしながら熱心に見学することで、テナントミックスの実例について理解を深めました。

「今後も、元気な若手事業者たちと“どうやったら面白いか”を考えて行動し、日本一の商店街をめざしていきたい」と講演会で奥田事務局長が話したように、福知山フロント株式会社のさらなる挑戦が期待されます。


前編(同商店街の講演に関するレポート)はこちら


福知山フロント株式会社のHPはこちら(外部サイトを別ウインドウで開きます)


銀鈴ビルのHPはこちら(外部サイトを別ウインドウで開きます)

令和5年5月1日に開業した複合商業施設「銀鈴ビル」
令和5年5月1日に開業した複合商業施設「銀鈴ビル」

福知山フロント株式会社事務局の広瀬今日子氏が店舗を案内
福知山フロント株式会社事務局の広瀬今日子氏が店舗を案内

商店街を熱心に視察する参加者
商店街を熱心に視察する参加者

  

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このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室商業振興課 商業振興グループ

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