浮世絵やアートの体験で南地中筋商店街をPR

更新日:2023年10月3日

LINE

令和5年10月3日 南地中筋商店街振興組合 大阪市中央区
LINE

 大阪メトロなんば駅からおよそ200mのところにあり、「法善寺水掛不動尊表参道」の愛称でも知られる南地中筋商店街は、令和5年6月17日(土曜日)と18日(日曜日)に行われた「座・御堂筋」において、商店街やその中心施設である上方浮世絵館のPRを兼ねて浮世絵摺りの体験会を実施しました。

 
イベントを開催した一般社団法人「ミナミ御堂筋の会」と連携し、実現した今回の体験会。南地中筋商店街振興組合の真鍋知秀理事長が同イベントに携わっている縁もあり、参加に至ったそうです。
 
体験会では、参加者に歌舞伎の「景清」と「弁慶」の図柄を版画で作成してもらいました。普段は上方浮世絵館で行われていますが、出張版としてミナミ御堂筋沿道にブースを出店し、より多くの方に体験してもらうことができました。参加者の3分の2は外国人観光客だったそうで、「面白い体験ができてよかった」と好意的な感想が多く、日本文化の関心の高さをうかがわせる結果となりました。

 
一方で、人の流れが多い御堂筋周辺では、ブースの前で立ち止まってもらうという点にとても苦労したといいます。多言語のポスターや案内を作ってPRしていたものの、「もっと声を上げてアピールできればよかった」と真鍋理事長。次回以降の課題となりました。

 
同イベントでは、地元のデザイン専門学校「バンタンデザイン研究所」に商店街から声をかけ、学生たちにアートブースを出店してもらいました。同校は、令和4年度に実施したモデル創出事業(※)で商店街のHP・SNS活用やアート展を学生が企画し、その後も継続した関係を築いているとのことです。ブース内にはグリーンバックを設置した撮影スペースがあり、訪れた人をその場で写真撮影。学生たちがデザインしたカラフルな背景を写真データに合成し、参加者と学生のアートが一体化した作品をその場で作り上げました。写真データは参加者にプレゼントされ、浮世絵摺りとともに思い出の品となったようです。
※…南地中筋商店街で令和4年度に実施したモデル創出事業の内容はこちら

 同商店街では、10月7日(土曜日)に「法善寺水掛不動尊表参道 秋祭り」の開催を予定しています。ここでもバンタンデザイン研究所の学生たちが映像作品の展示などをめざし、現在計画を進めているそうです。さらに11月には「座・御堂筋」の第2弾が予定されており、南地中筋商店街もまちのPRにつながる企画を検討しているとのことです。

 
上方浮世絵館やバンタンデザイン研究所と連携し、まちづくり活動を行っている南地中筋商店街。今後の取組みについて真鍋理事長は「近隣の商店街や学校、企業、スポーツチームなどとも一体となり、ミナミ全体を盛り上げる活動をしていけたら」と意欲的に語っていました。

南地中筋商店街のHPはこちら(外部サイトを別ウインドウで開きます)

御堂筋で行われた浮世絵摺りの体験会の様子
御堂筋で行われた浮世絵摺りの体験会の様子

バンタンデザイン研究所の学生たちによるアートブースの様子
バンタンデザイン研究所の学生たちによるアートブースの様子

10月に行われる秋祭りのポスター
10月に行われる秋祭りのポスター

 

フッター

このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室商業振興課 商業振興グループ

ここまで本文です。


ホーム > みんなで守ろう。おおさか > 浮世絵やアートの体験で南地中筋商店街をPR