若者・学生と連携した情報発信<モデル創出事業>

更新日:2023年3月3日

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令和5年3月3日 南地中筋商店街振興組合 大阪市中央区
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 大阪・ミナミの「法善寺水掛不動尊表参道」の愛称で親しまれる南地中筋商店街は、古くは江戸時代から難波新地として栄えてきました。
 
レトロな雰囲気が残る「法善寺横丁」や、上方浮世絵を常設展示する「上方浮世絵館」など、ぜひ訪れてみたいスポットにあふれる同商店街は、令和4年度大阪府商店街等モデル創出普及事業として、HPのリニューアルやSNS活用など、国内外からの来街者増をめざし情報発信を強化しました。

 
以前も同商店街のHPはあったものの、自由に更新しにくい、多言語対応できていない、などの課題がありました。そこで、内容の更新をしやすいように改修し、インバウンド向けに多言語翻訳システムを組み込み、国外の観光客への情報発信体制も強化しました。また同商店街では、地域のデザイン専門学校「バンタンデザイン研究所」の学生たちと共同で同商店街のリ・ブランディング化に取り組み、取組みの一環としてSNS活用を行い、公式インスタグラムアカウントを開設し、学生らが店舗の取材から投稿まで担い、観光客や若者層への発信を強化しました。さらに、令和4年10月から11月末にかけては、同商店街内の店舗を巡るデジタルスタンプラリーや、学生アーティスト達が浮世絵からインスピレーションを受け制作した現代アート作品の展示会「新しい浮世絵展―いまを知る―」を上方浮世絵館で開催しました。

 デジタルスタンプラリーでは新規の来街者が2割を占めるほどの盛況に。初めて来街したという40代の女性は「昭和レトロを感じられる魅力的なお店が多くて楽しく回遊できました。またぜひ買い物に訪れたい」と感想を寄せていました。浮世絵展を目的に初めて来街する若者世代も多く、期間中は日を経るごとに来街者が増えていきました。
 
南地中筋商店街振興組合の真鍋知秀理事長は「大阪府のモデル創出事業があったからこそできた企画だった。広報・宣伝については、結果的には後半になるにつれ口コミなどで来街者が増えていきましたが、スタートダッシュからの盛り上がりをつくる『事前の広告宣伝力』に課題を残しました」として、令和5年度は地域の学校・企業などと一層連携し、さらなる情報発信に力を入れていくと決意を新たにしています。


南地中筋商店街の「新しい浮世絵展」についてはこちら(別ウインドウで開きます)
 

南地中筋商店街のHPはこちら(外部サイトを別ウインドウで開きます) 

商店街店舗に設置されたデジタルスタンプラリーを告知するフライヤー
商店街店舗に設置されたデジタルスタンプラリーを告知するフライヤー

リニューアルされた公式ホームページのトップページ
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このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室商業振興課 商業振興グループ

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