2020.07.31 黒門市場商店街振興組合 大阪市中央区
古くから「大阪の台所」と呼ばれ親しまれてきた黒門市場。近年は、外国人観光客に人気のグルメスポットとしても有名に。多くの人でにぎわっていた通りも、コロナの影響で自粛期間中の客足は9割減、店舗の3分の1が休業し、30年以上続く恒例の夜市も中止になりました。
そんな中、地元の人に来てもらおうと7月16日から18日と25日に『ワンコイン市』を開催。「みんなで守ろう。おおさか」をスローガンに消毒用アルコールの設置、マスク着用の徹底、大阪コロナ追跡システムの活用など、感染対策を強化し安心安全な買い物環境を整えました。とらふぐのてっさ、うな丼が500円、ジャンボ大福100円など、参加した72店が赤字覚悟で商品を準備。予想以上のにぎわいで、午前中にはほぼ売り切れたとのこと。8月1日と8日にも開催されます。
7月から運用が始まった「感染防止宣言ステッカー」は順次登録中で、新たに黒門の味をテイクアウト・出前できる店舗の紹介サイト「お家で食べよう」も始めました。「インバウンド向けの商品ばかり、と批判を受けた時期もあって悔しかったが昔から変らない店の方が多い」と黒門市場商店街振興組合事務長の國本晃生さん。「人通りを呼び戻すため、みんなで協力してがんばりたい」と意気込んでいます。
感染防止宣言ステッカーを導入する北庄の北口雅士さんは、「少しでもお客さんに安心して利用してもらえるようにステッカーを貼った。感染対策への意識も高まった」と話しています。
■感染防止宣言ステッカーの発行はこちらから
■黒門市場のテイクアウト・出前・配達サイト、お家で食べよう黒門市場はこちらから
黒門市場のシンボル「赤ちょうちん」
アーケードに掲げられたワンコイン市のポスター
各入り口に設置された消毒用アルコール
感染防止宣言ステッカーも導入
このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室商業振興課 商業振興グループ
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