寝屋川市では、「大阪府都市農業の推進及び農空間の保全と活用に関する条例」に基づき設置した、「寝屋川市農空間保全委員会」において、遊休農地の利用促進にかかるさまざまな解消方策を検討しています。
このたび、寝屋川市楠根南町(くすねみなみまち)において、遊休農地だった田を再生し、地域の小学生の農業体験活動の場として提供する「学習農園づくり」の取り組みを始めました。
当該遊休農地は、昨年度よりのべ4回の草刈りや、ゴミの回収、またJA北河内や株式会社クボタの協力による耕運や代掻(しろかき)作業等を経て、ようやく農作物が作れる農地として再生したもので、本年度(平成22年度)より寝屋川市立楠根小学校の子ども達に、米や野菜等の栽培体験をしてもらう予定です。
平成22年6月15日(火曜日)には、第1回目の活動として、5年生と6年生、合わせて120人による田植えが行われました。
当日はあいにくの小雨模様でしたが、それでも子ども達はおおはしゃぎ。
当事務所職員による田植え作業の説明と実演を受けたあと、足もとの不安定な中、やっとの思いで横一列になり、JA北河内の職員の方の号令のもと、一斉に田植えを始めました。
なかなかまっすぐには植えることはできませんでしたが、カエルをつかまえたり、田うなぎにびっくりしたり、普段あまり経験することのない田植えに、子ども達はとても満足そうでした。
稲刈りは10月中旬頃になりますが、自分達の植えた稲がすくすくと成長する課程を見ながら、心待ちにしてくれることと思います。
代掻きの説明を熱心に聞く子どもたち。 | 植え方についての説明です。 |
しっかり植えてね! | 足が抜けないよっ! |
一列に並んで植え付けます。 | 植え残しはないかな? |
このページの作成所属
環境農林水産部 中部農と緑の総合事務所 地域政策室
ここまで本文です。