平成23年度 「第1回コーディネーター研修」

更新日:2011年10月18日

平成23年度「第1回コーディネーター研修」を実施いたしました。

1. 日  時

平成23年7月14日(木曜日) 午後1時30分 から 4時

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2. 会  場

大阪府庁新別館北館4階多目的ホール

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3. 目  的

地域社会が一体となった教育コミュニティの取組みを推進するため、教育コミュニティづくりに係るコーディネーターを対象として、学校と地域の「つなぎ役」としての役割を認識し、実践に生かすための研修を実施する。

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4. 対  象

コーディネーター(家庭教育支援チームリーダーを含む)
市町村教育委員会担当者

                参加者数 約200名

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5. 研修内容

   事業説明    「教育コミュニティづくり推進事業」について

   事例報告    ミニパネル報告の進行:助言 大阪教育大学教育学部教養学科 准教授 新崎 国広さん

             (学校支援地域本部) 河内長野市立美加の台中学校区 学校支援コーディネーター 大谷 裕美子さん

             (おおさか元気広場) 和泉市立幸小学校 幸げんきっ子プラザコーディネーター 瀧 剛志さん

             (家庭教育支援) 泉大津市 家庭教育支援チームリーダー 芦澤 万里子さん

   ワークショップ  「コーディネーターの役割として大切なことは何でしょうか?」

             ファシリテーター:神戸大学大学院人間発達環境学研究科 E S Dコースコーディネーター 高尾 千秋さん

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6. 研修の様子

事例報告を行う3名のコーディネーター     新崎先生の進行・助言によるミニパネル報告

  事例報告を行う3名のコーディネーター             新崎先生の進行・助言によるミニパネル報告

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ワールドカフェによるワークショップ     高尾先生と、意見を発表するコーディネーター

    ワールドカフェによるワークショップ              高尾先生と、意見を発表するコーディネーター

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7. 参加者アンケートより

事例報告について

・コーディネーターは主になってはいけない。学校と地域、子どもをつなぐもの、3つの活動どれもがつながりがあると思う。居場所があっても、来られない子もいるので。

・コーディネーターは「人」と言いますが、やはり、3人は代表(モデル)となる事例だと感じました。三者三様、特徴的な取組みで、聴いていておもしろかったです。
「協働」は、簡単なようで難しいです。地域の人の思いで、難しさを乗りこえてほしい。そのためのヒントをたくさん頂くことができました。ありがとうございました。

・それぞれの地域でがんばっておられる様子が、よくわかりました。新崎先生が言われたように、一人でかかえこまないで、私の地域に少しでも活かせるようにしていきたいと思います。
1.ボランティアさんに感想を書いていただき、改善していく参考にする、2.失敗を許せる関係づくりをしていく、3.あくまで主役は学校と家庭、4.お互いが信頼できる関係をねばり強く築く…以上は、私たちに努力できる課題でした。

・様々な取組みをうかがい、学校での活動の参考にし、いかしていきたいと思います。
家庭教育支援についても、一歩ふみ出して取組みできればと。

・3つの事業が、どうまとまっていくのか…これから大きな課題かと思います。各々の発表はよかったし、刺激になります。
ミニチョイスで、プラスになりますよう、がんばります。

・小生の年齢67才。この7月から「げんきっ子プラザ」をスタートします。この3日間が募集です。
パネリストのみなさんの発表と、新崎先生のまとめで、かなり自信がつきました。気楽にボランティアの方にお願いします。主役は「げんきっ子とボランティア」ですから。

・よく似た取組みであったり、発展的な活動であったり、本町の事業と比較しながら、手ががりになるネタがたくさんいただけた気がします。
どのコーディネーターの方も、自分がまず楽しんで、好きで活動している雰囲気がよーく伝わってきました。長く続けられるポイントではないかと思います。
地域主体の活動だからこそ、多様性が認められていていいという考えは、是非、紹介したいフレーズです。

・実践交流会とは違った内容で、それぞれがコンパクトにまとまっており、とても聞きやすかったです。
進行の新崎先生も、パネリストのことばをもっとわかりやすい形にして会場に返してくださり、自分たちで使えそう!と思えました。

・三つの切り口で、それぞれ活動しておられる様子を説明いただいた。
1.新興住宅地で子どもの人数が減り、運営支援などされているのが印象にのこった(学校支援地域本部)。ちびボラの取組み(手紙届けの取組みに感心)。2.子どもたちの自主性を尊重した取組みを進めている(与えられた取組みでない)。3.問題をかかえる家庭の支援(不平不満のあとでアドバイス)。気づきを与えられた発表だった。

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ワークショップ(ワールドカフェ)について

・このようなワークショップを初めて経験したので、とても楽しかったです。立場も経験も違う人たちとの話し合いが、とても有意義でした。
自分がどのようにこのコーディネーターをして、成長できるかわかりませんが、楽しく長く続けることを目標にしたいと思いました。

・いろんなコーディネーターさんの意見を聞くことができ、思いが同じことの再認識や、異なった意見から自分たちの方向性を考えていけたと思います。

・楽しもう…という意見もあった。地域に元気を提供できるように、自分自身が楽しく元気に、目標をもって継続していくことが大事だということが、よくわかりました。
(来られている方は、前向きな方が多いですね)

・学校のニーズを引き出し、地域の人脈を発掘すること、と再認識しました。

・「基本は子ども」、みんな同じ考えのようです。

・呼び名は聞いたことがあったのですが、体験したことがなくって、初めて拝見していましたが、さすが皆さん、最後はピシッとまとまるな、と感心しました。
少しずつ話に華が咲くというか、雰囲気が和やかになる様子が鮮明にわかり、不思議さを感じましたが、楽しいしかけだけに、機会を見つけて取り入れてみようかな、と思いました。

・地域をつなぐ役割を担っている、と感じました。

・たくさんの方々の報告は、とても良かったです。より良くしようという、皆さんの熱い気持ちが伝わりました。

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ワールドカフェ 各オーナーからの発表「コーディネーターの役割として、大切なことは何でしょうか?」より

・子どもが主体 誠実であること・他人をどこまでも尊敬する 子どもと学校とボランティアの潤滑油

・調整役 子どもの育成 自分のキャラクターを生かして楽しむ

・交流の「場」づくり 活動を「つなぐ」 「やりがい」を感じる win-winの関係づくり

・学校との中身のある連携(ニーズに合った満足感・楽しみ・長続き)

・信頼・つながり・地域に対する愛情

・人と人、各部署と各部署との関係づくり(潤滑油) 関係づくりのための話を聞く

・学校・地域・家庭をつなぐカオづくり(活動を通じて) 積極的な働きかけ

・顔見知りになる つなげる力 子どもが主役!(聴くことから始まる) 学校との関係づくり(小中連携)

・笑顔・行動・情報(人と出会う) 顔をお互い覚えて信頼を!! ボランティアさんに気持ちよく活動してもらう!

・情報発信(知らないことが多い、ニーズに合った支援を) 信頼関係 根気が必要 お金も必要

・継続が大切、環境作りが大切 情報発信! 子どもが安心できる

・困っている人を探して助けて下さる方を見つける 楽しくやろう!

・子どもとのキョリを縮め、信頼を深める

・黒子に徹する(縁の下の力持ち) 人材の発掘・集約が大事 学校・家庭・子どもをつなぐ役割(でしゃばりすぎず) 声かけが大事

・笑顔(声かけ) 行動力(きっかけ) 情報量(しかけ)

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このページの作成所属
教育庁 市町村教育室地域教育振興課 地域連携グループ

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