平成15年度は、和泉市立芦部小学校と豊中市立東泉丘小学校の2校で実施!!
今年度は、課題発見学習と実践学習の2ステップで授業構成を行い、各ステップで各種教材を準備し、興味によって選択しています。
ステップ1 :課題発見学習として、交通と環境の現状について勉強!
校区内の空気チェック、校区内の交通量調査、自動車の排気ガス
チェックなどを実施。
ステップ2 :実践学習として、自分たちでできる解決策を実践!
CO2削減計画・実施(よりよい車の使い方の検討・実施など)、
CO2削減量の評価、省エネ生活の実践などを実施。
大気汚染 交通量調査 私の実践発表会
ずらーっとエコカー大集合 排気ガスチェック 出前講座(大阪大学)
※ 「エコカー大集合」では、ソーラーカーやCNGバス、天然ガス車、電気自動車、ハイブリッド車が大集合!
各自動車の排気ガス(NOx濃度、CO2濃度、酸性度)を調査しました!
実践学習として、みんなでCO2削減計画を立てて、その計画を実践!
取組んだ1週間のCO2排出量の削減効果を「さくらの木(1週間の吸収量)」に換算すると・・・・
一人ひとりのCO2削減量は「さくらの木」1本分にもなりませんが、全員の削減量を足してみると、合計279.66kgの削減量となりました!!
これは、「さくらの木」の16本分に相当にあたります。
これを全学年の取組みだったら・・・・、
6(学年) × 16(さくらの木の本数) = 96本分
さらには、この取組みを4週間を続けると・・・・、
4(週間) × 96(さくらの木の本数) = 384本分!!
になります。
1人ひとりの削減量は少なくても、その取組みをみんなで、そして継続して行うことで、多くの削減量になることを、取組んだ小学校の児童たちは感じてくれました。
○実践学習を行ったことで、良かったことや気付いた点は??
・ちょっとした努力でCO2、NOxを減らすことができ、家族にも知らせる事ができた!
・車に乗らないで徒歩や電車で行くと、新しい発見があっておもしろかった!
○実践学習を行ったことで、困った点は?
・削減のための取組みをついつい忘れてしまうことがあった。
・クルマより電車やバスの方が時間がかかった。
○今後どうすればよいか、アイデアを考えよう!!
・チラシやポスター、手紙で呼びかけたら?
・レンタサイクルもいいかも・・・
・クルマを使わない日をみんなで決める!(地域、使用車、曜日などの条件で工夫)
このページの作成所属
都市整備部 交通戦略室交通計画課 交通計画推進グループ
ここまで本文です。