「難波葱(なんばねぎ)」とは、大阪市難波周辺で江戸時代から盛んに栽培されてきたねぎで、葉の繊維が柔らかく、強いぬめりと香り、濃厚な甘みが特徴で、鴨とねぎが入ったそば・うどん「鴨なんば」の由来にもなったと言われています。葉が柔らかで折れやすく栽培がほぼ途絶えていましたが、大阪市内の農家に受け継がれてきたねぎが正統な「難波葱」であることが確認され、平成29年3月に「難波葱」を「なにわの伝統野菜」(注)に認証しました。
この「難波葱」を新たな特産品としてPRするため、「難波葱フェスタ」(以下「フェスタ」と略)を実施しました。
たくさんのご参加ありがとうございました。
認証後はじめて旬を迎えた平成30年1月に、「難波葱」を「食べる」「買う」「知る」「楽しむ」に分けて、歴史・生産から食まで、幅広い取組みを府内各所で実施しました。また、フェスタ開催に際して、100年以上前に「難波葱」の産地であった南海電鉄「難波駅」周辺でキックオフセレモニーを開催しました。
<キックオフセレモニー>
日時:平成30年1月18日(木曜日) 15時から16時まで
場所:南海電鉄 難波駅周辺(高島屋大阪店前ほか2カ所を予定)
内容:難波葱フェスタのチラシとともに葱500袋の生産者や飲食店関係者らによる配布
<フェスタ>
日時:平成30年1月20日(土曜日)から1月28日(日曜日)まで
場所:府内各所
内容:
(1)「難波葱を食べる」…飲食店での難波葱メニューの提供
(2)「難波葱を買う」…農産物直売所や百貨店、量販店において難波葱を販売
(3)「難波葱を知る」…産地での収穫体験のほか、「鴨なんば」を作りやその歴史も学ぶイベント等を開催
(4)「難波葱を楽しむ」…なにわの伝統野菜河内音頭で祝う「難波葱なにわ伝統野菜認証祝賀会」
(注)なにわの伝統野菜
概ね100年前から大阪府内で栽培されてきたなどの基準を満たしたと大阪府が認証した野菜です。ホームページ「なにわの伝統野菜」をご覧ください。
このページの作成所属
環境農林水産部 流通対策室ブランド戦略推進課 大阪産推進グループ
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