平成25年度エコドライブ活動支援講習会を開催しました!

更新日:平成27年4月1日

 大気環境の改善、燃料使用量削減、交通事故削減につながるエコドライブを普及するため、大阪府は独立行政法人環境再生保全機構と共同で、エコドライブ活動支援講習会を開催しました。
 講習会では、事業者の皆様により実践的なエコドライブ活動を展開していただくため、エコドライブ推進に関する基礎講義や参加者間での意見交換・情報交換等を行いました。

エコドライブ活動支援講習会

   と  き 平成26年2月14日(金曜日) 14時00分から17時00分
 
   と こ ろ 大阪府咲洲庁舎2階 咲洲ホール

   定 員 39名

   主 催 大阪府・独立行政法人環境再生保全機構
    

内容

【講習会】 

 (講師)株式会社アスア
 (講習内容)
 
 
・新規に販売されている車の燃費は平均値でも年々改善されているが、車の改善だけのエコ対策では十分ではない。
・自動車の低燃費技術が向上しても、その性能を引き出せるかは使う人次第で、エコカーと併せてエコドライブの普及が必要となる。
・企業での燃費管理手段の一例として、「Recoo」を使用するのもおすすめである。
・エコドライブにより燃費が向上すると、交通事故が約半減するというデータもある。
・同乗者を守る、まわりの人を守る運転というのがエコドライブだということを覚えていただきたい。

自動車とエコドライブ

 

【意見交換テーマ1】

以下のテーマをもとに、意見交換を行いました。
「改善活動がうまくいく組織、うまくいかない組織とはそれぞれどのような組織でしょうか」
(講師)株式会社アスア

各グループから出た意見(一例)

改善活動がうまくいく組織改善活動がうまくいかない組織

積極的な社員がいる
目的がしっかりしている
フォローアップ体制がとれている

消極的な社員が多い
目的がしっかりしていない
放置されている体制

【講評】
・エコドライブ活動を進めるにあたって、まずは古い自動車を買い替える等、ハードの整備が大切である。次にエコドライブ10のすすめを正しく理解することも必要。ただし一番重要なのは、モチベーションをいかにコントロールするかである。
・エコドライブすると燃費が伸びる、やれば効果が出るものである。モチベーションが上がらないからやらないのではなく、やらないからモチベーションが上がらないのである。
・燃費を自ら記録する行為が重要で、それを何回も繰り返すことにより習慣になっていく。
気づきの回数を増やすという意味でも、燃費の記録は給油ごとがおすすめである。
・安全運転は当たり前と思われがちで、何もない安全な日々は大切さが気づきにくい。エコドライブで燃費やCO2削減量を把握することにより、目に見えるようになる。
「見える化」と「習慣化」が非常に大切。
・CO2・燃料を削減するといっても現場はピンとこない。目的は事故を減らすこと、そのためにエコドライブで燃費を把握する、というと現場も意識しやすい。

【エコドライブ活動事例発表】 上島珈琲貿易株式会社、日商物流サービス株式会社

 会社におけるエコドライブの事例発表が行われました。

上島珈琲貿易株式会社

<上島珈琲貿易株式会社>

・エコドライブ20箇条を曜日ごとに5つずつ、毎朝音読している。
・毎月、運転・車両チェック表にて、燃費の確認や、エコドライブの自己採点等を行っている。
・無事故・無違反日数掲示板を設置し、「1000日達成したら全社員でハワイ旅行」を目標にして、社員のモチベーションを向上させる取組を行っている。
・全車両の平均燃費は順調に向上している。特にエコドライブシミュレーター講習後の伸び率が大きい。

日商物流サービス株式会社

<日商物流サービス株式会社>

・エコドライブ活動は、事故の撲滅を目的として、平成20年5月に開始した。コミュニケーションをテーマに、一人ひとりが考え、工夫して、当事者意識をもって参画することが事故の撲滅につながると考えている
・社内の体制として、エコドライブ推進委員を各営業所に一名ずつ選任している。同じ運転者の立場で、燃費管理表等でコミュニケーションを取りながら、楽しく工夫して取組を継続している。
・デジタコの点数を業績評価で加味したり、無事故無違反チャレンジキャンペーン等も行い、従業員のモチベーションを保つようにしている。
・エコドライブ活動を続けて、大きな事故は減少しており、損害金額も大きく下がった。
・エコドライブはすぐに結果が出るものではなく、2〜3年して効果が見えてくるものなので、根気よく取組んでほしい。

【意見交換テーマ2】

以下のテーマをもとに、意見交換を行いました。
「ある会社に同じ燃費実績を出したドライバーが二人いました。
ひとりはほめられましたが、もうひとりはあまりほめられませんでした。
この場合に、考えられる状況・理由はどのようなものがあるでしょうか」
(講師)株式会社アスア

各グループから出た意見(一例)

ほめられた人の状況・理由あまりほめられなかった人の状況・理由

年式が古い
配送量が多い
走行距離が少ない

年式が新しい
配送量が少ない
走行距離が多い

【講評】

・同じ燃費でも見るポイントはたくさんある。単純な数字の比較だけでは現場は腹に落ちない。いろいろな要因が混ざっている。
・給油ごとに燃費を把握することによって、数字の裏にあるものを知ることができる。
・ドライバーの行動を変えるためには、走行パターン等、相手を正確に知ることが大切である。
・ドライバーはまず燃費を見る習慣が大切。管理者はその数字を見ながら、裏側を考えてほしい。
・エコドライブの裏側を理解できたら、ドライバーをほめることが重要。相手を知ったうえで、月に1回、5分でいいから一言ほめてあげる活動をしてほしい。少しでもエコドライブの話題を入れた会話を増やしてほしい。

意見交換2

参加者の声 (アンケートより抜粋)

・参加しながらの講習会で、楽しく学ぶことができた。
・2社の事例がとても参考になった。他業者との意見交換ができてよかった。
・現状はエコドライブをしようとする風土がないので、今後は進めていきたい。
・他社の事例紹介等があり、参考になった。また、エコドライブ活動を推進するためには、コミュニケーション活動が重要であることを再認識することができて良かった。
・業種を絞った講習会のほうがよりわかりやすいと感じる。
・エコドライブも見る視点をかえると、まだまだできることがあると感じた。

このページの作成所属
環境農林水産部 環境管理室交通環境課 自動車排ガス規制・指導グループ

ここまで本文です。