地域力再生に向けた地域の活動事例

更新日:2016年9月8日

手づくり青空市でまちおこし 「たいし聖徳市(しょうとくいち)」の開催

 
 

たいし聖徳市実行委員会(太子町)

◆太子町の魅力を多くの人に知ってもらいたい聖徳市写真
  太子町には、推古天皇陵、聖徳太子御廟をはじめ5つの御廟や竹内街道など観光資源が豊富ですが、あまり知られていません。
  「生まれ育った太子町に恩返しがしたい。」平成17年、商工会の役員が中心となって話し合った結果、まちの魅力や特産品のPRにもつながる青空市の開催ということになりました。
  平成18年3月に実行委員会を19人で立ち上げ(現22人)、同年5月に第1回の開催にこぎつけました。当初は人が集まるか不安でしたが、ふたを開ければ約30もの出店や近隣小学校からの参加、お客さんも約3千人集まり、盛況の内に終了しました。
  今では太子町からの人的支援もいただき、平成22年で60回を超える開催となります。

◆実行力と継続が大切
  毎月1回、第3日曜日に開催しています。この他、太子聖燈会や竹内街道灯路祭りなどの地元のイベントにも出店し、まちおこしに協力しています。イベント写真
  また、観光への取組みの一環として、地域の方々の協力のもと、太子町の特産品開発チームを立ち上げ、味噌、あめなどを販売しています。お客さんの評判も上々です。
  運営する上で苦労することは、暑さ、寒さ対策です。お客さんも出店者も大変。このため、8月は商工会主催の納涼大会と併せて開催していますが、集客も上がり好評です。
  毎月の開催は苦労もありますが、毎月開催することによって、お客さんにも認知していただき、足を運んでもらえます。中身を充実させる実行力と継続する力が大切と実感しています。

◆今後の展開
  「たいし聖徳市」に関わっている人たちがまちおこしの人材として育っています。今後とも聖徳市を通じて、まちづくり、地域おこしに貢献していきたいと考えています。
(聖徳市の模様、平成20年末には大阪
ミュージアム構想に登録されました。)
◆最 後 に
  営利を目的としない教育関係や福祉関係の出店には割引があります。
  特に、幼い頃から地域に関わることは次世代育成の観点からも重要なことだと考えていますので、教育関係者の方々のご参加をよろしくお願いします。実行委員会









(写真中央が実行委員会小路委員長、右側が畑田副委員長、左側はイベント担当の辻さんです。)

◆ホームページ
 「たいし聖徳市へのご案内」(外部サイト)

このページの作成所属
府民文化部 男女参画・府民協働課 府民協働グループ

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