第19回大阪府男女共同参画審議会 概要
開催日時:平成20年3月26日 水曜日 17時から18時
場 所:大阪府立女性総合センター(ドーンセンター)5階 大会議室2
出席委員:会 長 徳矢 典子 弁護士
会長代理 伊藤 公雄 京都大学大学院文学研究科教授
委 員 上野谷加代子 同志社大学社会学部教授
木戸口 公一 医療法人厚生会副理事長、同大阪西クリニック院長
木村 涼子 大阪大学大学院人間科学研究科准教授
清野 博子 大阪府立女性総合センター館長
高瀬 正美 日本労働組合総連合会大阪府連合会男女平等推進部長
田間 泰子 大阪府立大学人間社会学部教授、
女性学研究センター主任研究員
畑 律江 毎日新聞社編集局地域面・夕刊特集版編集長
山縣 文治 大阪市立大学大学院生活科学研究科教授
専門委員 竹中 恵美子 大阪市立大学名誉教授
会議概要:
1 開 会
2 議 事(注:文中○印は委員、●印は事務局によるもの。)
・大阪府の男女共同参画施策の検証・評価システムのあり方について(答申案)
【事務局より資料説明】
【主な発言等】
○ 審議会としての認識を統一しておくため、言葉の確認だが、5頁1行目の「同和地区の女
性」という表現は、現にそこに居住しているかどうかにかかわらず、今だに結婚や就職など
において差別や偏見があるという状況を踏まえての表現であると考えてよいか。
○ そのように理解している。
● 改訂プランの36ページでも同様の表現を行っている。
⇒(審議結果)原案どおり。
● 今回の検証・評価システムでは、各事業所管課が一次評価、男女共同参画課が二次評価、
審議会が三次評価を行うという流れになっているが、最終的にこの流れでよいか確認しておき
たい。
○ 男女共同参画課としてはこれまでの連絡調整機能に評価という新しい機能が加わることにな
るが、審議会の答申としてはこれでよいのではないか。三次評価で審議会が外部評価者として
関わることでもあり、男女共同参画課の独走にもある意味で歯止めがかかるしくみにはなって
いると思う。
○ 男女共同参画の推進には、(各事業所管課が)そういう視点を踏まえているかという観点で
評価を行い、それが不足、あるいは欠けている場合にそのことを指摘して実行してもらうとい
うような役割を担う課が必要である。男女共同参画課がそういう役割を担っていくべきではな
いかと考えている。
○(男女共同参画課の評価に対し)他部局から仮にクレームが出てくるとしたら、そのことが男
女共同参画の推進がうまくいかない大事なポイントを示唆しているのかもしれない。妥協点を
探してうまくまとめるのではなく、両論併記で三次評価者に提出してもらえばよい。
○ 手続きの中に、各課の意見表明の機会をきちんと位置づけておけば問題ない。明らかな間違
いは訂正すればよいし、立場の違いであれば、三次評価で最終判断を仰げばよいだろう。
⇒(審議結果)原案どおり。
−まとめ−
本日の答申案を審議会として了承。後日、会長より知事あてに答申書を手交。
3 閉 会
配付資料:
資料1 大阪府における男女共同参画施策の検証・評価システムのあり方について(部会報告) [PDFファイル/299KB]
資料2 大阪府男女共同参画審議会施策検証・評価システム検討部会の審議経過 [PDFファイル/27KB]
このページの作成所属
府民文化部 男女参画・府民協働課 男女共同参画グループ
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