第1回「おおさか男女共同参画プラン」評価・計画部会 概要

更新日:2017年6月30日

大阪府男女共同参画審議会 第1回「おおさか男女共同参画プラン」評価・計画部会 概要

開催日時:平成26年3月19日(水)  午前10時から正午

場   所:大阪府立男女共同参画・青少年センター 4階 中会議室1

出席委員:部会長  伊藤 公雄     (京都大学大学院文学研究科教授)
             上田 理恵子    (株式会社マザーネット代表/甲南女子大学人間科学部特任准教授)
             海東 千裕     (株式会社島屋人事部人事担当次長)
             川口  章      (同志社大学政策学部教授)
             西田 裕美     (読売新聞大阪本社編集局編成部次長)
             山中 京子     (大阪府立大学地域保健学域教育福祉学類教授)


会議概要:

1 開  会

2 議  事(注:文中〇印は委員、●印は事務局によるもの。)

○平成26年1月の審議会で議論となった府民の意見を審議会として取りいれる手法について、審議会でパブリックコメントを実施してはどうかという意見があったが、「大阪府パブリックコメント手続実施要綱」において費用対効果の観点からパブリックコメントは1度しか実施できないとされていることから、パブリックコメントは府で実施して、審議会としては審議の過程で意見の聴取が必要と思われる分野について個別にヒアリングを行うこととなった。ヒアリングの具体的な対象、方法は今後審議会で検討していく。

 (1)男女共同参画に係る府民意識調査の内容について
 ■府民意識調査の調査手法について
  
  ・事務局より郵送式調査とインターネット調査各々のメリット、デメリットについて説明。
                                                      (資料1)       

  ○これからの男女共同参画社会を担っていく若い方が答えやすいようにインターネットで意見を聞くべき。インターネット調査だと外国人の方の意見が取り入れられないとのことだが、府内で50人程度の外国人のモニターをもつ業者もいるのでは。

  ○特にドメスティック・バイオレンスの問題では外国人の方の人権は今後大きな課題となる。外国人のモニターがいる業者にインターネット調査を頼むか、または郵送式を主流にして外国人の方や、若い世代の方のご意見は別途調査するようなことはできないものか。

  ○現時点では郵送式調査がよいのでは。インターネット調査はどうしてもバイアスがかかる。府民に問うのと変わらないくらいモニターがいる時代になれば、自然とインターネット調査が主流になるとは思うが。インターネットやスマートフォンで50問近い質問に答えるのは大変では。

  ○若い世代は何時間でも大丈夫。

  ○インターネット調査はモニターは限られるが、回答率が高く費用も安い。インターネット調査ができないか事務局で再検討いただきたい。

 ■府民意識調査の設問について

  ・事務局より資料説明(資料2−1から2−3)
  ・女性に対する暴力に関して、性暴力被害についての設問、リベンジポルノ等の新たな課題についての設問を検討。
  ・今後、より大きな課題となると思われる介護に関する設問は継続。
  ・健康診断等の受診回数に関する設問は、専業主婦の方は健康診断等を定期的に受ける機会が少ないので、医療を受ける機会として
   格差が存在するという指標になるので検討。
  ・大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)に関する広域自治体の施設としての機能に着目した質問を検討。
  ・性的指向を理由として困難な状況に置かれている場合や性同一性障害などを有する人々については、主には個別のヒアリングを行う。
  ・ワークライフバランス、地域活動について参加経験や参加を阻害している要因に関する設問を検討。
  ・働く女性について、女性の活躍を阻害している要因に関する設問。

 

(2)プランの評価・検証の考え方の見直しについて

 ■事務局より一次評価案、二次評価案について資料説明
                                    (資料3−1から3−5、資料4−1から4−3)

  ○一次評価と二次評価を参照しながら審議会で我々が三次評価を行うことになる。前プランの評価における三次評価は、なるべくわかりやすい文章にすることを心がけて文章で取りまとめたが、今回は課題別でまとめるなどやり方も再検討したい。それも踏まえて一次評価で何を聞いておくべきかご意見いただきたい。

  ○資料3−4について事業所管課の自己評価欄があるが、大いに進んだ、ある程度進んだ、進まなかった、と3段階で評価するのはよいが、記述部分としては課題・反省ではなくて阻害要因や今後の方向性について記入してもらうほうがよい。

  ●二次評価案については、大まかなイメージの段階。PDCAサイクルのC、チェックの部分となる。緑施策や地域活動まで入っている幅が広いプランなので拡散しないようにいかに簡略化してかつ要点だけ吸い上げていくのかが重要となると考えている。

  ○他の自治体の自己評価と比べてどうですか。

  ●庁内を含め、他の行政計画では、設定している数値目標の達成率をもって評価としていることが多く、事業所管課に詳しく照会するという形式はあまりない。ただ男女共同参画プランについては、評価方法について答申をいただいており、評価を通じて各部局に男女共同参画の視点を再認識いただくことも重要だと考えている。府民意識調査の設問内容については、本日のご意見を踏まえて事務局で案を作成し、またご連絡をさせていただく。

(3)その他
  ・事務局より今後のスケジュール説明

 
3 閉会



配付資料:

資料1      府民意識調査の調査手法について   [PDFファイル/91KB]
資料2−1から3 府民意識調査の設問について
           ≪経年調査分  [PDFファイル/229KB]、平成21年度のみ調査分  [PDFファイル/153KB]、新規項目候補 [PDFファイル/91KB]
資料3−1    一次評価(案)について   [PDFファイル/81KB]
資料3−2    現行プラン「おおさか男女共同参画プラン(2011-2015)」施策体系   [PDFファイル/164KB]
資料3−3    一次評価 様式1(案)  [PDFファイル/95KB]
資料3−4    一次評価 様式2(案)   [PDFファイル/287KB]
資料3−5    一次評価用 部局別施策一覧   [PDFファイル/222KB]
資料4−1から3 二次評価案1から3  1 [PDFファイル/218KB] 2 [PDFファイル/205KB] 3 [PDFファイル/219KB]

このページの作成所属
府民文化部 男女参画・府民協働課 男女共同参画グループ

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