大阪府では、気候変動による影響への「適応」(※)に関する理解を深め、その実践につなげることを目的に、温暖化「適応」推進事業を実施しています。
本事業の一環として、環境NPO等と協働した気候変動への「適応」に関する啓発イベントを府内4地域(北摂・中部・南河内・泉州)で、地域毎のテーマに応じ、様々な形式で実施しました。たくさんのご参加をいただき、誠にありがとうございました。
※気候変動による影響への「適応」とは
気候変動の影響による被害を回避又は和らげること。もしくは気候変動の影響を有益な機会として活かすこと。
■日時 令和元年10月26日(土曜日) 10時00分から12時00分まで
■場所 吹田市立市民公益活動センター ラコルタ 会議室2・3
(吹田市津雲台1-2-1 千里ニュータウンプラザ6階)
■内容 生きもの観察やクラフトを通じて温暖化やその適応について学びましょう!
■協力 昆虫科学教育館、昆虫科学研究センターISRC、NPO法人すいた市民環境会議、NPO法人みのお山麓保全委員会 (50音順)
■当日の様子
生きものたちはどんなふうに地球温暖化に「適応」しているんだろう? | 千里南公園に移動し、NPO法人すいた市民環境会議のみなさんから大木めぐりのおはなしを聞きました。 | 大木のまわりには何がいるかな? |
昆虫科学教育館の久留飛先生と一緒に、"昆虫たちと一緒に地球温暖化に適応していく街"のジオラマを画用紙やセミの抜け殻、小枝などを使って作りました。 |
■日時 令和元年11月10日(日曜日) 11時00分から15時00分まで
■場所 フレスポしんかな 2階特設会場
(堺市北区新金岡町5-1-1)
■内容 身近なもので災害時に備える方法をワークショップで体験!
■協力 NPO法人エコサイクルネットワーク、公益財団法人公害地域再生センター、昆虫科学教育館、大和リース株式会社、一般社団法人ふろしき研究会、NPO法人リアルにブルーアースおおさか (50音順)
■当日の様子
地球温暖化は短時間豪雨の増加などに影響があるといわれています。 | 骨組みも屋根もすべて新聞紙のテントです。大人でも屈んで入ることができます。 | 新聞紙はスリッパとしても活用できます。避難所内でのちょっとした移動でも大活躍です。 |
災害に備えて何を準備したらよいのでしょうか。備蓄用の食料や飲料、非常用のトイレなど、様々なグッズを展示し、ご自宅での備えの参考にしていただきました。 | 災害時だけではなく、エコバッグとして日常的に活用できるふろしき。リュックにすれば両手が使えて便利です。 | スナック菓子にお湯を注いで非常食! お湯を加えることでより満腹感が得られました。 |
■日時 令和元年11月17日(日曜日) 11時00分から15時00分まで
■場所 浪速区民センター
(大阪市浪速区稲荷2-4-3)
■内容 都市での災害の備えについて、またいろいろな地球温暖化への「適応」について、
紙芝居や展示、クイズ、クラフトなどで楽しく学ぼう!
■協力 公益財団法人公害地域再生センター、昆虫科学教育館、菅原春秋堂、合同会社にしもく、NPO法人リアルにブルーアースおおさか (50音順)
■当日の様子
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「適応」とはなんだろう? | 地球温暖化で短時間豪雨などが増加すると、都市部では地下街への浸水など水害発生のリスクが高まります。 災害への備えについてのクイズをみんなで考えました! | みなさんのご家庭にも非常用持ち出しかばんなどの備えはありますか? いざというときのために常に備えておきましょう。 |
都市部では地球温暖化に加え、ヒートアイランド現象によりさらに暑さが増しています。 暑さ対策に関するクイズに挑戦していただきました。 | 食べ物には体をあたためたり、冷やしたりする効果があるものがあります。 | ソーラーキーホルダーをデコレーションしました!光があればライトが点灯します。 |
■日時 令和元年11月24日(日曜日) 10時00分から12時30分まで
■場所 なにわの伝統野菜栽培農家(河南町)
■内容 なにわの伝統野菜の収穫体験と試食を楽しみ、温暖化への「適応」を一緒に学ぼう!
■協力 NPO法人シニア自然大学校なにわの伝統野菜研究会、篤農家 阪上勝彦氏、道の駅かなん(50音順)
■当日の様子
気候変動への「適応」について「おおさか気候変動『適応』ハンドブック」を用いて学びました。 | 篤農家 阪上氏に地球温暖化が影響しているのではないかとみられる農作物への影響や、それに対する工夫をお話しいただきました。 | 収穫した天王寺かぶらが数個、土の中で割れてしまっていました。阪上氏は高温が一因となっているではないかとおっしゃっていました。 |
なにわの伝統野菜や今が旬の野菜の収穫体験をしました。 | なにわの伝統野菜を使ったお味噌汁やお漬物などを試食しました。新鮮な旬の野菜を堪能しました。 | 参加者のみなさんに、日々の生活の中で取組んでおられる「適応」について発表していただきました。 ベランダへの打ち水や厚手のカーテンを使って日光を遮るなど、様々な「適応」の取組みをされていました。 |
■主催 大阪府
■企画・運営 特定非営利活動法人イー・ビーイング
このページの作成所属
環境農林水産部 脱炭素・エネルギー政策課 気候変動緩和・適応策推進グループ
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