大阪府広域自治制度に関する研究会 第4回 資料9(概要)

更新日:2016年8月17日

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(第28次地方制度調査会第16回専門小委員会資料)

道州制における大都市制度の類型

1 道州内に大都市を置くもの(現在の指定都市等の区域のみ)

【概要】
○道州内に大都市を置く。
○大都市は、道州の事務のうち、その規模・能力にふさわしいものも処理する。
○大都市内に行政区又は法人区を置く。

【特徴】
○道州の広域的役割と大都市の自主性・自立性の調和が図られる。
△法人区を置く場合には道州―大都市―法人区の三層制となることをどう考えるか。

2 道州内に大都市を置くこと(現在の指定都市等に周辺市町村を合わせた区域に拡大)

【概要】
○道州内に大都市を置く。
○大都市の区域は、現在の指定都市等に周辺市町村を合わせた区域とする。
○大都市は、道州の事務のうち、その規模・能力にふさわしいものも処理する。
○現在の指定都市等の区域に法人区を置き、周辺市町村の区域に市町村を置く。
 なお、これらを基礎自治体と捉えるときは、「大都市」を新たな広域自治体と位置づけることも考えられる。

【特徴】
○道州の広域的役割と大都市の自主性・自立性の調和が図られる。
○現在の指定都市等及び周辺市町村にわたる広域的な課題に、効果的に対応することができる。
△道州―大都市―法人区・市町村の三層制となることをどう考えるか。

3 一般の道州から独立した「大都市州」を置くもの(現在の指定都市等の区域のみ)

【概要】
○現在の指定都市等の区域をもって、一般の道州から独立した「大都市州」を置く。
○「大都市州」は、道州及び市町村の事務を処理する。
○「大都市州」内に法人区を置く。

【特徴】
○大都市に特有の行政需要に一体的・効率的に対応することができる。
△圏域における広域行政の総合性・一体性が求められる地域では、大都市が独立して「大都市州」となることが適当か。

4 一般の道州から独立した「大都市州」を置くもの(現在の指定都市等に周辺市町村を合わせた区域に拡大)

【概要】
○現在の指定都市等に周辺市町村を合わせた区域をもって、一般の道州から独立した「大都市州」を置く。
○「大都市州」は、道州及び市町村の事務を処理する。
○現在の指定都市等の区域に法人区を置き、周辺市町村の区域に市町村を置く。

【特徴】
○現在の指定都市等及び周辺市町村にわたる広域的な課題に、一体的・効率的に対応することができる。

大都市制度の設置イメージ

○道州と大都市の関係について考え得る組合せは次のとおり。

一般の道州から独立した「大都市州」を置くもの(現在の指定都市等の区域のみ)

  • 東京都(区部)

一般の道州から独立した「大都市州」を置くもの(現在の指定都市等に周辺市町村を合わせた区域に拡大)

  • 東京都
  • 一定規模以上の指定都市及び周辺市町村

道州内に大都市を置くもの(現在の指定都市等の区域のみ)

  • 東京都(区部)
  • 指定都市

道州内に大都市を置くもの(現在の指定都市等に周辺市町村を合わせた区域に拡大)

  • 東京都
  • 指定都市及び周辺市町村

中規模都市

  • 中核市
  • 特例市
  • その他の一定の規模を有する市

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政策企画部 企画室連携課 連携グループ

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