平成12年度大阪府統計年鑑 第25章 災害及び事故(解説)

更新日:2013年2月12日

平成12年度大阪府統計年鑑

水稲被害

 平成11年における府下の水稲被害の概況は、被害面積5610ha、被害量1970t、被害率6.4%で、前年に比べ被害面積で4020ha(41.7%)の減少、被害量では2490t(55.8%)の減少となった。

労働災害

 平成11年における府下の労働災害による死傷者数は、死者が86人、負傷者(休業4日以上)と合わせて1万1299人で、前年より1359人の減少となった。
 産業別にみると、製造業での死傷者が3508人で全体の31.0%を占め最も多く、以下、建設業2111人(構成比18.7%)、陸上貨物運送業1613人(同14.3%)の順となっている。最も多い製造業の中では、鉄鋼業・非鉄金属精錬業・金属製品製造業が1316人と大きな割合を占めている。

火災

 平成11年における府下の火災件数は、前年より498件増加し、4122件(前年比13.7%増)、死傷者は46人増加し775人(同6.3%増)となっており、損害額は18億8323万円増加の92億8053万円(同25.5%増)であった。
 月別では、12月の471件(構成比11.4%)が最も多く、次いで、5月の417件(同10.1%)の順になっている。
 地域別では、大阪市地域が1704件(構成比41.3%)で最も多く、次いで北河内地域483件(同11.7%)、泉北地域467件(同11.3%)となった。
 発火源別にみると、「たばこ・マッチ」が前年と比べ363件増加し1838件(前年比24.6%増)で最も多く全体の44.6%を占め、次いで、「都市・プロパンガス関係」が67件増加し574件(前年比13.2%増、構成比13.9%)となっている。
 また、平成11年度末現在の府内の防火対象物数は、前年より2048棟(0.8%)増加し24万1258棟となった。

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交通事故

 平成11年における府下の交通事故発生件数は、5万8506件(前年比3.6%増)、死者367人(同6.9%減)、負傷者7万15人(同3.6%増)となった。
 事故発生の主原因者となった第一当事者別では、車両関係5万7724件、歩行者336件、不明446件となっている。
 このうち車両関係を車種別にみると、普通乗用車が3万2676件と56.6%を占め最も多く、以下、普通貨物自動車7859件(構成比13.6%)、軽貨物自動車5565件(同9.6%)、軽自動車4117件(同7.1%)、原付(50cc 以下)3976件(同6.9%)の順となっている。また、法令違反別にみると、安全不確認2万3593件(構成比40.3%)、前方不注意1万803件(同18.5%)、動静不注視6207件(同10.6%)の順となっている。
 一方、歩行者関係の事故件数は、第一当事者及び第二当事者合わせて5184件で、死者111人、負傷者5264人となっており、横断中の事故が3311件と全体の63.9%を占めている。
 なお、全国の交通事故発生件数は、85万363件(前年比5.8%増)でこれを都道府県別にみると、東京都の7万4211件(構成比8.7%)が最も多く、以下、神奈川県6万4907件(同7.6%)、大阪府5万8505件(同6.9%)の順となっている。

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総務部 統計課 分析・利活用促進グループ

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