第22章 災害及び事故

更新日:2010年4月14日

平成21年度大阪府統計年鑑

水稲被害


 平成20年における府内の水稲被害の概況は、被害面積8450ha、被害量1270t 、被害率4.4%で、前年に比べ被害面積は750ha9.7%)の増加となり、被害量は 17.0%の減少となった。

労働災害


 平成20年における府内の労働災害による死傷者数は、死者が71人、負傷者(休業4日以上)と合わせて9677人で、前年より95人の減少となった。
 
産業別にみると、製造業での死傷者が2588人で全体の26.7%を占め最も多く、以下、商業1268人(構成比13.1%)、陸上貨物運送業1266人(同13.1%)の順となっている。最も多い製造業の中では、鉄鋼・金属製品製造業が923人と大きな割合を占めている。

火災


 平成20年における府内の火災件数は、前年より240件減少し3392件(前年比6.6%減)、死傷者は116人減少し692人(同14.4%減)となっており、損害額は502189万円減少の517052万円(同49.3%減)であった。
 
月別では、3月の316件(構成比9.3%)が最も多く、次いで7月の306件(同9.0%)の順になっている。
 
地域別では、大阪市地域が1303件(構成比38.4%)で最も多く、次いで泉北地域485件(同14.3%)、北河内地域470件(同13.9%)となった。
 
発火源別にみると、「たばこ・マッチ」が前年と比べ145件減少し1324件(前年比9.9%減)で最も多く全体の39.0%を占め、次いで、「都市・プロパンガス関係」が73件減少し476件(前年比13.3%減、構成比14.0%)となっている。
 
また、平成20年度末現在の府内の防火対象物数は、前年より924棟増加し2524棟(前年比0.4%増)となった。

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火災件数と死者数の推移グラフ

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交通事故


 平成20年における府内の交通事故発生件数は、53769件(前年比9.0%減)、死者198人(同20.2%減)、負傷者64290人(同9.3%減)となった。
 
事故発生の主原因者となった第一当事者別では、車両関係52149件、歩行者19件、不明1601件となっている。
 
このうち車両関係を車種別にみると、普通乗用車が25618件と49.1%を占め最も多く、以下、軽乗用車7331件(構成比14.1%)、軽貨物自動車4745件(同9.1%)、普通貨物自動車4394件(同8.4%)、原付(50cc以下)3603件(同6.9%)の順となっている。
 
また、法令違反別にみると、安全不確認25358件(構成比48.6%)、前方不注意7998件(同15.3%)、動静不注視6489件(同12.4%)の順となっている。
 
一方、歩行者関係の事故件数は、第一当事者及び第二当事者合わせて4307件で、死者62人、負傷者4403人となっており、横断中の事故が2445件と全体の56.8%を占めている。
 
なお、全国の交通事故発生件数は、766147件(前年比8.0%減)でこれを都道府県別にみると、東京都の61525件(構成比8.0%)が最も多く、以下、大阪府53769件(同7.0%)、愛知県52719件(同7.0%)の順となっている。

交通事故件数と死者数の推移グラフ

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総務部 統計課 分析・利活用促進グループ

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