平成31年2月
このたび、高等学校における消費者教育のさらなる推進を図るため、標記教材を作成しました。
大阪府消費生活センターでは、 平成28(2016)年度に「身近な事例で学ぶ!高校生向け消費者教育教材『めざそう!消費者市民』−授業ですぐ使えるワークシート付き−」(平成29(2017)年2月)を作成のうえ、府内全高等学校に配布し、消費者教育の推進に役立ててもらうことにしました。
平成30(2018)年度は、府立高等学校3校を「大阪府消費者教育推進モデル校」に指定し、本教材の指導ガイドとワークシートなどを活用してモデル授業を実施するとともに、その結果をとりまとめ、実践事例集を作成しました。
この実践事例集では、授業展開の仕方、工夫した点、活用した消費者教育教材などを掲載し、授業を行う際の参考にしていただけるようにするとともに、ワークシートの生徒記述やアンケートの回答などを掲載することにより授業の様子などがわかるよう工夫しています。また、巻末に、平成29(2017)年度に実施したモデル授業の1事例を、消費者庁が作成した消費者教育教材「社会への扉」と併用し、どの学校においても取り入れやすいよう、1時間授業で契約や消費者被害にあったときの対処法に関する内容を学習できるようにアレンジした、指導ガイド・教材・ワークシートを掲載しています。
◇すべてを印刷 実践事例集 [PDFファイル/7.56MB]
実践事例集(表紙画像)
はじめに、本書について
実践事例
1.商品の安全 −安全の理解・危険の回避− 4ページから11ページ
教材❶ 健康食品(ダイエット食品)
大阪府立阿倍野高等学校 家庭科教諭 中島 美保子
2.生活の管理と契約(1) −ルールや約束、契約の理解・選択− 12ページから19ページ
教材❺ クレジットカードとキャッシュレス化
大阪府立泉大津高等学校 公民科教諭 服部 豪
3.生活の管理と契約(2) −生活の設計・管理− 20ページから27ページ
教材❼ 社会人の生活設計と社会保障制度
大阪府立夕陽丘高等学校 家庭科教諭 寺川 理香
モデル授業をもとにした指導ガイド・教材・ワークシート
指導ガイド・教材・ワークシートの目的・使い方 28ページ
2.生活の管理と契約(1) −ルールや約束、契約の理解・選択− 29ページから35ページ
巻末資料 未成年者の契約 36ページ
発行 | 大阪府府民文化部消費生活センター【平成31(2019)年2月】 |
制作委託 | 公益財団法人関西消費者協会 |
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このページの作成所属
府民文化部 消費生活センター 事業グループ
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