デジタルガイドによる若者視点でのエリア魅力PR<モデル創出事業>

更新日:2024年3月8日

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令和6年3月8日 天神橋筋商店会 大阪市北区
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 古くから天神祭で有名な大阪天満宮の門前町として栄える天神橋筋商店街。その中の「天六商店街」「天神橋筋五丁目商店街」「天神橋筋4丁目北商店街」「天神橋筋四番街」の4商店街で組織された「天神橋筋商店会」では、大阪天神祭の前夜祭として有名な「天神祭女性御神輿」(通称「ギャルみこし」)を主催しています。

 新型コロナウイルス感染症の影響による中止を乗り越え、記念すべき第40回目の開催となった昨年、令和5年度大阪府モデル創出事業を活用し、みこしの担ぎ手である若者の視点で商店街・周辺エリアの人気スポットやギャルみこしの魅力を紹介するガイドブック「まるごと 天神橋とギャルみこしガイド」を制作し、冊子と同時に、多くの人に見てもらえるよう商店会のHPにデジタルブックとしても掲載しました。

 商店街の来街者を増やすには周辺エリアもあわせて一体的に魅力発信することが重要と考え、ガイドブックでは、商店街や各商店街で行われるイベントの紹介に加え、周辺エリアも重点的に紹介。周辺エリアガイドでは、第40回のミス天神橋、準ミス天神橋、御羽車娘の担ぎ手4人が、大阪天満宮やキッズプラザ大阪など、周辺の人気スポットを取材し紹介しました。クレオ大阪子育て館のページでは、子どもと利用できるサービスなども紹介し、子育て世帯にも天神橋エリアに来てもらえるよう工夫を凝らしています。取材先の施設からも「楽しく紹介してもらえるのはありがたい」など満足の声が上がっているとのことで、見た人にも楽しさが伝わる内容となっています。
 ギャルみこしの魅力を紹介するページでは、昭和56年から40年以上続くギャルみこしの歴史やエピソードを年表にまとめて紹介。「実はこういった形でギャルみこしを詳しく書いたものは初めて」と同商店会の三浦高宣事業部長。地域を盛り上げる商店会のイベントの歴史を、こうやって形に残せてよかった、と語ります。

 今回のデジタルブックが「天神橋エリアの楽しさを知ってもらい、商店街に訪れるきっかけになれば」と話す三浦事業部長。さらに、今回の取組みをきっかけに商店会・近隣施設・若者らによる連携機運が高まり、SNS開設や今後の新規展開にもつながっているとのことです。今後も情報発信を重視しながら、こういったデジタルを活用した取り組みにチャレンジしてみたい、と意気込んでいます。

「天神橋筋商店会」の情報はこちら(外部サイトを別ウインドウで開きます)

ギャルみこしを紹介するHP。ここからもデジタルブックを閲覧できる。 「まるごと 天神橋とギャルみこしガイド」
(左側)ギャルみこしを紹介するHP。ここからもデジタルブックを閲覧できる。
(右側)「まるごと 天神橋とギャルみこしガイド」
        

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このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室商業振興課 商業振興グループ

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