空き店舗活用 商店街の食材を持ち込むバーベキュースペースに

更新日:2024年3月8日

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令和6年3月8日 NPO法人 北田辺プロジェクト実行委員会 大阪市東住吉区
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 近鉄南大阪線 大阪阿部野橋駅から南に2駅に位置する北田辺駅。天王寺・阿倍野エリアまで好アクセスな場所ではあるものの、駅前の商店街にも空き店舗が多い状況にありました。そのような中、「自分たちの街、北田辺をなんとかしなければならない」という使命感のもと地元有志が立ち上がり、「NPO法人 北田辺プロジェクト実行委員会」を設立し活動を行ってきました。
 そして今回、商店街エリアを中心としたにぎわい回復のため、地元信用金庫の助言を受け、中小企業庁の令和4年度第2次補正予算「面的地域価値の向上・消費創出事業」に北田辺商店街振興組合と北田辺駅西通共栄会との連名で申請し採択されました。

 同委員会は、この事業を活用し、原則毎月最終土曜日に商店街でナイトマーケットなどのイベントを開催するとともに、商店街内の空き店舗をバーベキュースペース「食歩楽〜てぶら〜」として再生させました。商店街を訪れた人達が、同商店街で買った食材を持ち込み、自由にバーベキューが楽しめるスペースです。令和5年9月30日(土曜日)には、お月見イベントと同時開催で、バーベキュースペースのプレオープンイベントも開催しました。
 さらに現在は、バーベキュースペース以外に、飲食店などの出店準備中の事業者に対しお試しで営業をしてもらうためのチャレンジショップとしても利用可能にしました。また、2階はキャンプ場をモチーフとしたスペースになっており、ミーティングやパーティー、講義などにも利用できるコミュニティースペースとしての機能も兼ね備えています。「今後、商店街のイベントなどで人々が集うことのできる新拠点となってくれれば」と同委員会の平山延生 理事長は願いを込めます。

 令和5年10月28日(土曜日)に開催したハロウィンイベントでは、仮装した子どもたちが店舗をまわるとお菓子がもらえたり、ライブステージなども開催され、商店街ににぎわいが溢れた一日となりました。
 北田辺は新しいマンション建設が進む地域でもあり、「近隣のマンションに住む子育て世代の方で、商店街に来たことがない方もたくさん訪れてくれました。まずは商店街を知ってもらうきっかけになったのでは」と平山理事長は言います。
 その他、12月にはクリスマスイベント、2月には節分やひな祭りにちなんだイベントも開催されました。こうしたイベントには近隣大学生ら、ボランティアの助けもあったとのこと。平山理事長は「空き店舗対策やにぎわいづくりは、長いスパンでやらないといけないもの。今後も仲間を増やしながら進めていきたい」と語ってくれました。
 
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商店街の入口 整備されたバーベキュースペース
(左側)商店街の入口
(右側)整備されたバーベキュースペース

ハロウィンイベントのチラシ ハロウィンイベントの様子(バンド演奏)
(左側)ハロウィンイベントのチラシ
(右側)ハロウィンイベントの様子(バンド演奏)

クリスマスナイトマーケットのチラシ
クリスマスナイトマーケットのチラシ
             

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このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室商業振興課 商業振興グループ

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