だんじり消費の拡大へ、集客拠点を創出

更新日:2024年3月8日

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令和6年3月8日 岸和田駅前通商店街振興組合 岸和田市
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 南海本線 岸和田駅の西側すぐに位置する岸和田駅前通商店街。柔らかな自然光の差すアーケードのもとに56店舗ほどが立ち並び、生活必需品が揃う便利な商店街です。毎年秋の「岸和田だんじり祭」の際には、商店街の中をだんじりが駆け抜け、多くの人でにぎわう場所でもあります。
 同商店街は、岸和田エリアの活性化を目的に、中小企業庁の令和4年度第2次補正予算「面的地域価値の向上・消費創出事業」に申し込みし採択されました。事業内容は、地域の伝統文化である「岸和田だんじり祭」を地域資源として、だんじり商品の開発・販売や、だんじり商品のストア等の開設、商店街キャラクター事業、だんじり拠点施設との共同宣伝等を実施し、商店街内に新たな集客拠点を創出し、地域住民及び観光客の新たな消費を開拓するというものです。

 同事業を活用し、だんじり祭りが行われる地域の生活文化と商店街の魅力を伝える新拠点「駅前CAFE わだてん」を整備。空き店舗を再生した建物で、令和6年3月9日(土曜日)にオープンします。カフェスペースでは各種ドリンクや軽食などを提供。テイクアウトも可能で、秋の祭の際には建物の2階を観客席にする計画もあるそうです。
 オープンに先立ち、同商店街では、だんじりをシンボライズした商店街オリジナルキャラクターのデザインを、大阪府立久米田高等学校の生徒らに依頼。決定したキャラクターデザインはオープンの際に公開予定で、既にこのキャラクターグッズのほか、個々の店舗が制作しただんじりグッズも完成しました。
 岸和田駅前通商店街振興組合の永谷久倫 理事長は「だんじりの素材であるケヤキを使った製品やトートバッグなど、各種アイテムをオリジナルで揃えました。そのほか書籍など、だんじり文化を伝える展示も設置します」とおっしゃってくれました。

 今後の商店街の展望について、永谷理事長は「建物を空き店舗や更地にするのではなく、こうして商店街が活性化に取り組むことは、商店街のにぎわいの維持、空き店舗対策にもなっていきます。だんじりを呼び水に、地域のにぎわいの拠点になってくれたら嬉しいです」と期待を語ってくれました。


岸和田駅前通商店街HPはこちら(外部サイトを別ウインドウで開きます)

新拠点の完成予想図
新拠点の完成予想図

             

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このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室商業振興課 商業振興グループ

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