令和5年12月19日 大利商店街振興組合(ベル大利商店街) 寝屋川市
京阪電車 寝屋川市駅前に位置する大利商店街振興組合(通称:ベル大利商店街)は、総延長約250メートルに約80店舗が立ち並びます。
「さらなる商店街と地域の活性化を図るべく、国事業に申し込みました」と教えてくれたのは、同商店街理事の清水章宏さん。中小企業庁の令和4年度第2次補正予算「面的地域価値の向上・消費創出事業」に採択され、現在、魅力・地域資源等を活かした取組みが広く行われています。めざすのは「ご高齢の方から子育て世代まで、幅広く地域に密着した便利な商店街」です。
これまでも同商店街では、各店舗が趣向をこらした100円商品を並べる「100円商店街(年2回開催)」やハロウィン仮装大会、クリスマスイベント、餅つき大会など、商店街活性化のための地域イベントを開催してきました。
今回、国事業を活用し伴走してくれる専門アドバイザーの協力を得ながら、さらなる地域イベントの拡充にチャレンジ。小学生以下の子どもが参加する「にがお絵イベント」は今年、初めて開催されました。事前に配布された応募用紙に、大好きなあの人の絵を描き、勤労感謝の日の11月23日(木曜日)に商店街内のふれあいステーションに持っていくと、参加賞としてお菓子がもらえます。日頃の感謝の思いを込めて、子どもたちが「にがお絵」を描くという心温まるイベントです。集まった絵は翌日以降、同施設にて展示されました。
同日に、同市内にある摂南大学経営学部・鶴坂貴恵教授のゼミ生らが、商店街の和菓子屋さんと共同開発したオリジナルの三笠まんじゅう「べるぷらす生菓子 いもりんご」の販売会も開催されました。何度も試作を重ね、寝屋川の特産物であるさつまいもに、りんごジャムを加えた季節感あふれる「いもりんごあん」を使用。用意した300個は見事、完売したそうです。
また、例年開催している恒例イベントにも工夫を加え、特に今年のハロウィン仮装大会は参加者が400人を超える大盛況だったそうです。
「様々なイベントを、1年を通じ連鎖的かつ広く展開することで、毎回、次のイベントの告知ができるなどイベント同士の相乗効果がありました。多くの子育て世代に来街してもらえました。」と清水さんは言います。「年明けにも、イベントを計画中です。この調子で、しっかり地域の方々や学生らと一緒に商店街を盛り上げたい」と意気込みを語ってくれました。
ベル大利商店街公式HPはこちら(外部サイトを別ウインドウで開きます)
(左側)「にがお絵イベント」の募集チラシ
(右側)「にがお絵」提出の様子
掲示された「にがお絵」
(左側)摂南大学鶴坂ゼミの学生ら
(右側)摂南大学鶴坂ゼミの学生らによる販売会
このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室商業振興課 商業振興グループ
ここまで本文です。