地域の方や観光客に知ってもらうため、多言語エリアマップを制作<モデル創出事業>

更新日:2023年12月19日

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令和5年12月19日 砂川駅前商店会 泉南市
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 泉南の玄関口となっているJR阪和線 和泉砂川駅。快速電車も停まるこの駅前にあるのが砂川駅前商店会です。小売業を中心に、32店舗が並びます。
 商店街周辺は、江戸時代に参勤交代の宿場町として繁栄した地域。毎年4月には「熊野街道信達宿」として発展してきた梶本家で「ふじまつり」が開催され、4万を超える花房をつけた圧巻の藤棚は、府内外からの花見客はもちろん、インバウンド客も大勢訪れるほどの美しい情景です。
 
このように観光資源も豊かで、関西国際空港にもアクセス良好なエリアに位置していながら、これまで商店街としてまとまったインバウンド客向けプロモーションは実施できておらず、商店街の公式HPなども整備されていませんでした。「周辺では宅地開発が進み、新たな生活者も多いのですが、商店街についてはあまり知られていません。新しい住人やインバウンド客にも商店街の認知度を高めたいと思っていました」と思いを明かしてくれたのは、同商店会の奥野正章会長です。

 
そこで商店会では、今回、令和5年度大阪府商店街等モデル創出普及事業を活用し、2か国語(日・英)対応の「泉南まち巡りマップ(仮称)」と商店街公式HPを制作することにしました。
 マップは泉南エリアの魅力を凝縮した内容で、散策しながら携帯しやすいA4三つ折り型。1万部制作予定で商店街32店舗はもちろんのこと、近隣の協力店舗や、和泉砂川駅、泉南市役所などの公共スペースにも配架予定です。「マップを通じ、商店街と地域の連携が強固になれば嬉しいです。同時に地域経済への波及が大きいインバウンド客へのPRにもなれば」と奥野会長は期待を寄せています。

 また今回、これまで課題となっていた商店街公式HPの整備にも着手しました。マップ内に二次元コードを配置させることで、各店舗の情報などにアクセスできる仕組みに。「マップを入口に、より充実した内容に容易にアクセスしてもらえます」と奥野会長が教えてくれました。HPは英語、中国語、韓国語など7カ国語対応を進めています。
 
今後、それぞれの店舗がページを更新することも見込んでおり、商店街PRの基礎となるHPになりそうです。


現在制作中の公式HPの一部 現在制作中の公式HPの一部
現在制作中の公式HPの一部

 

 

   

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このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室商業振興課 商業振興グループ

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