ギャルみこしとエリアの魅力　デジタルブックでＰＲ＜モデル創出事業＞

令和５年１１月２９日　天神橋筋商店会　大阪市北区



　全長約２．６キロメートルと、日本一長いアーケード商店街として知られる天神橋筋商店街。その中で「天神橋筋六丁目商店街」「天神橋筋五丁目商店街」「天神橋筋４丁目北商店街」「天神橋筋四番街」の４商店街で組織された「天神橋筋商店会」では、大阪天神祭の前夜祭として有名な「天神祭女性御神輿」（以下、「ギャルみこし」）を主催しています。「ギャルみこし」は、天神祭を前に、オーディション（一次審査：書類審査、二次審査：面接選考会）で選ばれた女性（通称「みこしギャル」）８０人がみこしを担ぐもの。新型コロナウイルス感染症の影響で４年ぶりに、令和５年７月２３日（日曜日）の開催となりました。重量約２００ｋｇのみこし２基が、天神橋筋商店街内と大阪天満宮まで合計３ｋｍ以上を元気に練り歩きます。
　「ギャルみこし」の歴史のはじまりは、昭和５６年。地域の振興と大阪文化の高揚、明るく楽しい街づくりをめざしてはじまり、そのあと、第２回より大阪天満宮「御羽車講」巡行の一環として参拝が認められてきました。

　４０回記念の今年、ギャルみこし担ぎ手による「天神橋ガイド（エリアの魅力紹介冊子）」の制作等が令和５年度の大阪府モデル創出事業として採択されました。みこしギャルが近隣の歴史・観光スポットのおすすめを紹介。商店街と周辺エリアの魅力を発信するほか、ギャルみこしのヒストリーやメモリアルフォトも収録予定。商店街の各店舗や近隣の観光スポットなどでも配架予定です。「地域の皆さまに支えられてきた商店街。冊子を通じエリアの魅力を再発見してもらえたら嬉しい」と思いを伝えてくれたのは、同商店会の三浦高宣事業部長。

「今回、この冊子をデジタルブックとして配信する準備もしているんです」とＩＣＴ活用のチャレンジも明かしてくれました。商店会の公式ＨＰやＳＮＳなどを通じ広く冊子を広める考えです。ＳＮＳ活用に積極的なみこしギャルもいるそう。「今後、デジタル化を進めるきっかけの一つになってくれたら」と期待を寄せています。

「天神橋筋商店会」公式ＨＰはこちら(外部サイトを別ウインドウで開きます)

「天神祭 ギャルみこし」公式ＨＰはこちら(外部サイトを別ウインドウで開きます)

７月２３日、盛り上がる「ギャルみこし」

７月２３日、迫力ある巡行の様子

　　
（左側）準ミス天神橋、御羽車娘による商店街での撮影・取材
（右側）ミス天神橋、準ミス天神橋による大阪天満宮での撮影・取材