「お逮夜市」PR SNSチャレンジで輪<モデル創出事業>

更新日:2023年11月24日

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令和5年11月24日 八尾市商業協同組合(ファミリーロード) 八尾市
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 近鉄八尾駅から徒歩400mほどに位置する、八尾市商業協同組合(以下、ファミリーロード)は、大信寺、八尾天満宮、常光寺など歴史ある寺社仏閣が並ぶエリアに位置し、老舗や個性あふれる店舗が並ぶ全天候型のアーケード商店街です。大信寺一帯では100年ほど前から「お逮夜市」と呼ばれる露店市が開かれてきました。
 この伝統を守るべく、ファミリーロードでは今も毎月11日と27日に「お逮夜市セール」が開かれていますが、今回は令和5年11月23日(木曜日)から26日(日曜日)にかけて、「お逮夜+まけへんもんセール」としてパワーアップして開催されます。お得な商品が並ぶのはもちろん、空くじなしで金券の当たるガラガラ抽選会もあります。
 さらに同期間中に、「バックtoザ・昭和のファミリーロード写真パネル展」も同時開催されます。商店街関係者や八尾市からの資料写真の提供を受け、厳選した10枚をパネル化して商店街内に掲示。昔のにぎわう商店街の様子を知らない世代には知ってもらい、また当時をよく知る人々には懐かしんで欲しい。そんな思いが込められた昔日の商店街の姿が並ぶ企画です。

 
最終日の26日限定で、商店街の枠を超え、八尾市内の店舗が参加するイベント「ちょっと、そこまで。」も開催。「八尾市民の方でもファミリーロードに来たことがない人も多い。まずは、訪れてもらうきっかけになれば」と八尾市商業協同組合の事業部長、新井千春さんは言います。

 さらに、大阪府の令和5年度モデル創出事業を活用し、今回のイベントに向けて商店街店舗のSNS挑戦を支援する取組みも同時に行っています。SNSを使ったことがない・アカウントは作ったがどう発信すればよいかわからない、というSNSビギナーの商店主らに対し、SNS発信をうまく集客につなげている商店主を講師とした講座や個別相談によるレクチャーのほか、同市内にキャンパスのある大阪経済法科大学生の協力も得てSNS発信力を磨いています。
 まずは今回のイベントPRを講師らと一緒に実践することでSNSに慣れてもらい、各店舗が今後、自主的にSNS発信を継続していけるようにすることを目標としています。新井さんは「これまでは、SNSに苦手意識を持つ商店主も多かったが、それぞれで教え合うなど互いの共通話題ができ、商店街内の交流が加速する機会となった」と、SNS発信力の強化という本来の目的に加え、商店主らの交流にもつながったと喜びます。

 
地域の伝統を受け継ぐイベントや昔の商店街を振り返る写真パネル展といった古き良き趣を大切にする姿勢と、SNS発信など新たな取組みへのチャレンジという、新旧両方の魅力を兼ね備えるファミリーロード。
 新井さんは「昔の活気は、これから再びそうなるかもしれないという可能性の例示。地域の住民の皆さんと商店街が輪となり、残りの364日に繋がる1日にしたい」と意欲を見せました。


ファミリーロードの公式HPはこちら(外部サイトを別ウインドウで開きます)


イベントをPRするフライヤー
イベントをPRするフライヤー

SNS活用講座の資料の一部
SNS活用講座の資料の一部

SNS活用講座の様子
SNS活用講座の様子

「ちょっと、そこまで。」のチラシ 「ちょっと、そこまで。」のチラシ裏面
「ちょっと、そこまで。」のチラシ
 

 

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このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室商業振興課 商業振興グループ

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