進化した「三津屋謎解きラリー」 公式LINE活用で大人もワクワク<モデル創出事業>

更新日:2023年11月24日

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令和5年11月24日 三津屋商店街振興組合 大阪市淀川区
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 三津屋商店街振興組合(以下、三津屋商店街)は、住宅や工場が混在する阪急神戸線神崎川駅前エリアに位置し、地域に密着した商店街です。近年では、やかんをカーリングのストーンに見立てた新スポーツ「ヤカーリング世界大会」の開催でも知られています。
 
そんな同商店街で例年開催される恒例行事「みつやどんたく」が、令和5年8月18日(金曜日)から20日(日曜日)まで開催されました。今年はさらに、人気イベントの「三津屋謎解きラリー」が進化を遂げ、「みつやどんたく」の一連イベントとして令和5年7月30日(日曜日)から8月19日(土曜日)に開催されました。キーポイントとなったのは、商店街の公式LINEの活用です。

 
「三津屋謎解きラリー」は、商店街中に張り巡らされた出題ポスターを回りながら謎解きをするというイベント。従来は、同商店街事務局のメンバーで考案した「なぞなぞ」を出題し、記入した回答用紙を提出ボックスに入れてもらうというアナログ形式で実施していました。アナログ形式では、参加者にあわせた出題レベルの調整が難しく、参加者のメイン層が小学生となっており、幅広い年齢層の集客につなげるのが難しいという課題がありました。
 
そこで今回、大阪府の令和5年度モデル創出事業に採択されたことを受け、参加者のターゲット層を広げるため、脱出ゲーム・謎解きゲームの制作会社に問題作成を依頼。同商店街の公式LINEアカウントに連携させた、進化版謎解きラリーが実現しました。
 
謎解きの制作会社に依頼したことで、例年とは一味違う本格的な謎解きラリーが作られました。また、参加者が難しいと感じた場合、同商店街公式LINEにメッセージを送るとヒントが貰えるシステムを作成。参加者自身が難易度を調整できるようになり、子どもも大人も楽しめます。また、謎解きラリーの答えもLINEで回答することが可能に。正解者には抽選で商店街の金券が当たる抽選機能を備え、回答したら即時に抽選結果が表示されるシステムでリアルタイムな結果発表を実現しました。

 
これまで同商店街の公式LINEは開設されたきり、ほとんど活用されていなかったそう。今回の連携で、登録者は200人以上に増えました。公式LINEのアピールができたことで、商店街の公式LINEスタンプの購入もありました。
 
期待以上の反響に同商店街の福留小夏さんは、「今回、謎解きのプロにサポートしてもらい、公式LINEの活用方法が習得できただけでなく、登録者数が増え、商店街の財産として残った。今後のイベントや販売促進に活用したい」と話しました。


三津屋商店街のHPはこちら(外部サイトを別ウインドウで開きます)

イベントの告知ポスター 「みつやどんたく」には出店が並ぶ
(左側)イベントの告知ポスター
(右側)
「みつやどんたく」には出店が並ぶ


「みつやどんたく」当日の賑わい 「三津屋謎解きラリー」の受付
(左側)「みつやどんたく」当日の賑わい
(右側)
「三津屋謎解きラリー」の受付
 

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商工労働部 中小企業支援室商業振興課 商業振興グループ

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