フリーマーケットで商店街から地域に好循環を

更新日:2023年10月24日

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令和5年10月24日 美原本通り商店街振興組合  堺市美原区
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 南海高野線 萩原天神駅から東に約1km、住宅街の中に位置する美原本通り商店街では、毎月第3土曜日(午前10時から正午、売り切れ次第終了)に、美原朝市が開催されています。
 
この美原朝市は、宅地化・大型商業施設開発が進みながらも、緑豊かで農業が盛んな美原区ならではの地域イベントです。毎月、美原区内で採れた新鮮な野菜や果物、苗木などを地元の人たちに届けており、同商店街のほか、みはら歴史博物館(毎月第1土曜日)、美原区役所(毎月第2・第4土曜日)でも開催されています。
 
2カ月に一度は、地元の大阪府立農芸高等学校で食品加工などを専門的に学んでいる生徒らがパンの販売を実施。商店街内の精肉店のコロッケを使ったコロッケパンや、美原区の特産品・古代米を使ったパンなど、レパートリー豊かな品揃えで、大好評を博しています。

 
美原本通り商店街振興組合の南二郎理事長は「美原本通り商店街は昔ながらのたたずまいで、地域の人々の暮らしに密着する商店街です。近隣の開発が進み、大型ショッピングモールがオープンした美原ですが、そうした勢いに負けぬよう、朝市が少しでもこの商店街の魅力を多くの人に知ってもらい、訪れてもらうきっかけになれば」と話し、「来年度以降もずっと朝市を継続していきたい」と意気込みます。

 今後は、さらに商店街を中心とした地域の輪を広げる取り組みも構想中とのこと。来年以降、商店街を中心に、朝市を盛り上げてくれている農芸高校生だけではなく、保護者を含む保育所など多くの地域の人と協力しあい、フリーマーケットを開く計画をしているそうです。「バザー形式で出品したいものを持ち寄ってもらい、地域の環境を守りつつ、若い地域住民との交流も活性化させられたらと思っています。」美原本通り商店街を中心に、地域に好循環が生まれそうです。


美原本通り商店街のHP「みはらす」はこちら(外部サイトを別ウインドウで開きます)


新鮮な地域産の青果が並ぶ朝市の様子
新鮮な地域産の青果が並ぶ朝市の様子

 

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このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室商業振興課 商業振興グループ

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