ミナミのにぎわい加速、日本一の観光地に<モデル創出事業>

更新日:2023年9月28日

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令和5年9月28日 難波センター街商店街振興組合 大阪市中央区
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 国内外の旅行客が多く訪れる大阪を代表する観光地の一つ、難波。そんなミナミのど真ん中に位置し、南海電車・近鉄・大阪メトロ御堂筋線のなんば駅からすぐのところにある難波センター街商店街は、住民も国際色豊かで、学校や専門学校なども多く、若者の来街者も多い商店街です。
 近くには、年中笑いを届けるなんばグランド花月があり、和洋中の飲食店、大型家電量販店、アミューズメント施設などが並び、週末などは多くの買い物客・観光客でにぎわっています。

 同商店街では、2025年大阪・関西万博を見据え、街の魅力を発信しながら地元のにぎわいを作り出すため「ミナミ グローバルフェスタ2023」を企画しました。
 9月下旬から開催予定で、地元で学ぶ外国人留学生と一緒に運営し、大阪府内にある各都道府県事務所と連携して日本の名物を一堂に集める地域物産展や音楽LIVEを計画しています。この地域物産展は、令和3年からはアニメゆかりの地の観光案内及び物産販売をメインに開催しており、外国人にもより受け入れやすいイベントとなっています。

 一方、大阪府の令和5年度モデル創出事業を活用し、ICT(情報通信技術)を活用したグローバルな商店街をめざす事業も実施しています。ミナミで学ぶ外国人留学生に協力してもらい、誰もが気軽に参加できる多言語対応のデジタルスタンプラリーや、Instagram、YouTubeなどSNSでの情報発信をしています。
 デジタルスタンプラリーは令和4年にも開催しており「お客さんがQRコードを読み取ってくれるだけで参加できるので、たくさんの店舗が参加してくれました。」と事務局の鈴木香代子さん。

 また、商店街のPR動画も作成していて、外国人留学生の意見を取り入れながら、地元の専門学校・バンタイデザイン研究所の学生とプロのクリエイターとともに、ロングとショートの2バージョンを作成。SNSに順次アップしていきます。
 動画の作成にあたり、まずは留学生たちが「お客さん」として行ってみたいお店に行き、そのあと、商店街を通じてそのお店に取材の依頼をしました。留学生たちが選んだお店は「店の前にわかりやすいメニューがある、メニューに写真が多くわかりやすい」などでした。

 「やっぱり文字だけのメニューより写真がたくさんあった方がわかりやすいんです。たとえばドリンクメニューもソフトドリンクは文字だけの場合が多い。細かいですが、そういう声を店に届けることができるのも、この企画の意味のひとつだと思います」と鈴木さん。外国人観光客向けの店舗運営など、留学生たちとの会話の中には大切なヒントがあるようです。
 今後も、若者と一緒につくりあげるフェスタやPR動画など、数々のイベント企画を通じて、商店街の未来のカタチを作り出し、ミナミ全体の新しいにぎわいづくりに貢献していく予定です。


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企画会議の様子
企画会議の様子

留学生やスタッフが商店街で取材をしている様子
留学生やスタッフが商店街で取材をしている様子

動画撮影の様子
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このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室商業振興課 商業振興グループ

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