令和5年8月4日 石橋商店会 池田市
阪急宝塚線 石橋阪大前駅に直結する石橋商店街。地元の人々や、近隣に位置する大阪大学の学生らに愛されてきました。そんな同商店街が、令和4年度大阪府商店街等モデル創出普及事業を活用して制作した「おはこ市」のプロモーション動画の関心が高まっています。
「おはこ市」は、同商店街で毎月18日に実施されているイベント。商店街の各店舗がこれぞという十八番(おはこ)商品を、お得な価格で販売することから好評を得ています。
プロモーション動画は、次世代を担う若者たちにも商店街の魅力を伝えようと、阪大生らの協力のもと制作したもの。「石橋商店街に遊びに行こっと!/ 毎月恒例おはこ市」というタイトルで、令和4年9月4日からYouTube で公開されました。学生たちが実際に「おはこ市」に参加しながら、その魅力を紹介するVlog(ビデオブログ)風の編集で、スタイリッシュな雰囲気の動画に仕上がっています。令和5年7月13日現在、再生回数は3.7万回を超えています。
石橋商店会事務局の浅田圭佑さんは、「動画を見たよ、とお声掛けいただくことが増えました。制作した動画が呼び水となり、『おつかいデビューin石橋商店街』シリーズなど、商店街が公開している他の動画の再生数も伸びたんです」と相乗効果を喜びます。
反響は外部からだけではなく、商店街の内部からもあったそう。「こんな取り組みをしていたとは知らなかったと、商店街関係者からの反響の声も想定以上に多かったんです。今後の商店街でのイベントへの参画促進が一気に進んだように思い、大変嬉しく思っています」と浅田さんは話します。
また、今回、新たな取組みとして、商店街満喫ツアー「おとな合宿/おとなだって石橋商店街で遊びたい!」を令和5年7月8日(土曜日)から9日(日曜日)の1泊2日で開催し、3名の方が参加されました。
石橋商店街の各店舗とコラボレーションし、銭湯の掃除や、パン・和菓子・クレープ作り体験を実施。夜は、子どもの頃の”合宿”さながらに、商店街の大部屋で就寝。このツアーだけの特別なプログラムで商店街を満喫しました。
商店街ツアーは、高級そうなお寿司屋さんなど普段1人では行けないようなお店をメインに企画しました。「普段、気になっても行けないようなお店に行くことができて、良い経験になった」と参加者からの喜びの声が届いたとのこと。1泊2日という長さでは参加できる人も限られているので、今後は、夜だけの居酒屋ツアーなど、様々なプログラムを検討していきたいと意気込んでいます。
YouTube だけでなく、公式HPのほか、Twitter、Facebook、InstagramといったSNSでも多角的なプロモーションを展開している石橋商店街。浅田さんは「今後も幅広くプロモーションを重ねることにより、着実にフォロワーを増やしていきたいと思っています。また商店街の内部の人に向けても、新しい石橋商店街の魅力を知ってもらえるような発信をしていけたら」と意欲を語りました。
石橋商店街のHPはこちら(外部サイトを別ウインドウで開きます)
石橋商店街に遊びに行こっと!/ 毎月恒例おはこ市【Short.ver】はこちら(外部サイトを別ウインドウで開きます)
令和4年度事業で公開されたYouTube動画
(左側)大人合宿のチラシ
(右側)当日のプログラム
(左側)平和温泉でのお掃除体験
(右側)和菓子作り体験
このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室商業振興課 商業振興グループ
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