チン電に乗って粉浜の魅力堪能<モデル創出事業>

更新日:2023年3月3日

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令和5年3月3日 粉浜商店街振興組合 大阪市住之江区
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 大阪市住之江区の住吉大社近くに位置する粉浜商店街では、令和4年12月にミニコミ誌「こはま日和」第2号を発行しました。
 粉浜界隈の魅力を“こはまのお宝”として紹介している本誌が、第2号で注目したのは「チン電(路面電車)」。府内唯一の路面電車である阪堺電車が走る風景こそが粉浜の宝物、というテーマで、その魅力を体感してもらうため、「チン電のって、こはま〜オリジナル講談を聞きながら〜」と題して貸し切りツアーを実施されました。

 ツアーには約20人が参加。使われた車両は、路面電車の国内現役最古級だそうです。天王寺駅前を出発し、浜寺駅前まで行くと折り返して粉浜へ帰ってくる約2時間のツアー中、車内では講談師・玉田玉秀斎さんのオリジナル講談が行われました。講談は粉浜に密着した内容で、参加者からは大きな笑いが起きていたとのこと。遠方からツアーに参加した人も多く、「初めて聞いたがとても面白かった」といった声が寄せられたそうです。
 講談の合間には、同商店街で「寺田園茶舗」を営む寺田均さんによる「日本茶の入れ方講座」も実施されました。同じ茶葉でも入れ方によって味が変わるなど、奥が深い日本茶。寺田さんに教わって入れたお茶を飲んだ参加者からは「おいしい!」と感嘆の声が上がっていたといいます。

 チン電を降りた後は住吉大社や同商店街を回りました。商店街では、多くの参加者が飲食店で食事をしたり、さまざまな店舗で買い物を楽しんだり、帰る頃にはたくさんのお土産を抱えておられたようです。
 今回のツアー開催について、粉浜商店街振興組合の井川清理事長は「参加した方からは『楽しかった。また来たい』といった感想が聞かれた。また、残念ながら参加できなかった方からは『次の機会があれば行きたいからまたやって』という声も届き、本当にありがたく思う」と話されていました。井川理事長も、自らが営む豆腐店で実演を行い、参加者から好評を博したそうです。

 商店街には普段から「こはま日和」を手にして店舗を巡る来店客もおり、商店街のPRに大いに貢献している様子。今後はアーケードの修復なども行い、商店街の魅力向上に努めていくと、意気込みを語っておられました。

粉浜商店街のHPはこちら(外部サイトを別ウインドウで開きます)

粉浜の魅力を紹介した「こはま日和」第2号
粉浜の魅力を紹介した「こはま日和」第2号

路面電車としては国内現役最古級という阪堺電車の車両
路面電車としては国内現役最古級という阪堺電車の車両

チン電を貸し切って行われたツアーの様子
チン電を貸し切って行われたツアーの様子

チン電の車内で講談を披露する玉田玉秀斎さん
チン電の車内で講談を披露する玉田玉秀斎さん

   

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このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室商業振興課 商業振興グループ

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