高校生との連携イベントで商店街に活気生まれる〈モデル創出事業〉

更新日:2023年3月1日

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令和5年3月1日 美原本通り商店街振興組合 堺市美原区
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 堺市の南海高野線萩原天神駅から東に約1km、住宅街の中にある美原
本通り商店街では、大阪府の令和4年度モデル創出事業を活用し「つどいのお店みっぱらを活用したメイドインミハラの魅力発信」に取り組まれました。
 この取り組みでは、若い世代への情報発信を強化するため、令和2年度に作製した地域情報誌「みはらす」の一部を電子化して活用するとともに、地域資源である農業をコンセプトに、大阪府立農芸高等学校の生徒と協力し、商店街の店舗案内から黒姫山古墳や古代米などの地域情報を盛り込み発信するウェブサイトを作成しました。

 また、自主事業として毎月第3土曜日に地元の農家グループと連携し新鮮野菜などを販売する「美原朝市」を計6回実施しました。同イベントに農芸高校生も参加してもらい、今回の事業として、商店街中央部にある空き店舗「つどいのお店みっぱら」を活用し、令和4年7月19日には高校生が作ったパンの販売、7月9日と10月29日には子どもを対象にしたピザづくり体験が開催されました。
 加えて、10月のハロウィンピザづくり体験に合わせ、10月25日から29日にはハロウィンスタンプラリーを開催し、地域の子育て世代に商店街をより身近に感じてもらえるような企画をしました。

 「やりたいことを考えても実行するには、各所との連携や、関係者との日程調整など難しい部分もあった。しかしイベントでは開催前から行列ができたり、学生や遠方のお客様にも来ていただいたりと、普段とは違うお客様に来街してもらえました。ウェブサイトもFacebook、TwitterなどSNSや口コミで広めてもらったことで、若い人の来街者が増えたことが大きな変化」と美原本通り商店街振興組合の南二郎理事長。
 令和5年2月5日には農芸高校生のスープ販売イベントを開催するなど、朝市と高校生の出店イベントは継続して行われています。
 南理事長は「今年度にできたことを今後も発展継続させていきたい」と意気込んでおられます。


今回作成した美原本通り商店街のHPはこちら(外部サイトを別ウインドウで開きます)

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令和4年7月19日の高校生のベーカリー販売

2
令和4年10月29日のハロウィンピザづくり体験

3
ピザを焼く様子


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このページの作成所属
商工労働部 中小企業支援室商業振興課 商業振興グループ

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