デジタルスタンプラリー活用で大盛況の「おいな〜れ国分祭」（２）〈モデル創出事業〉

令和５年２月２４日　国分西商店会　柏原市

　奈良との県境に接する大阪府柏原市の国分地域。
　近鉄大阪線・近鉄河内国分駅西口からすぐの国分西商店会にて、柏原市国分の町の活性化を目的に、平成２８年から平成３１年まで毎年開催されていた「おいな〜れ国分祭」が、令和４年１１月１９日（土曜日）に３年ぶりに開催され、多くの参加者で賑わいました。

　国分駅前のコインパーキングを会場に、商店会のお店が協力して用意した、巻き寿司や焼きそば、せんべいやクッキーなどの出店を開設。柏原市の協力でご当地コーラ「亀の甲羅（コーラ）」も店頭に並びました。
　ステージイベントでは、地元の子どもたちによる鼓笛隊や、保育園児による和太鼓演奏が行われ、観客が見守る中で、小さな子どもたちの一生懸命な演奏が秋空の下に響きました。また、イベント開催中は地元の大阪教育大学の協力で、学生が制作した国分エリアの魅力を紹介する「ええとこＭＡＰ」が会場横の弁当・総菜店の２階に展示され、地域の新たな魅力の発見に一役買いました。
　イベントに先立ち１１月１日から１９日まで、地元のお店や企業の賞品・サービス券など豪華賞品が用意された、柏原市公式アプリ活用のデジタルスタンプラリーも実施され、イベント当日と翌日には賞品の引き替えも行われました。

　同商店会役員の白神さんは「今回のスタンプラリーはアプリを使うという新しい挑戦で、どれだけの人が参加してくれるか不安もあったが、予想以上に幅広い年代から好評の声をいただいた。また、デジタルスタンプラリー、おいな〜れ当日ともに、地元の企業や団体、学校から積極的に協力してもらい、感謝している。今回の反省点を踏まえ、今後も地域とのつながりを増やせるイベントを企画していきたい」と意気込んでいます。
　地元の力を合わせ「オール国分」でさらなる町の発展をめざします。

◇国分西商店会「デジタルスタンプラリー」に関するレポートはこちら(別ウインドウで開きます)

◇国分西商店会・おいな〜れ国分祭の詳細はこちら(外部サイトを別ウインドウで開きます)

おいな〜れ国分祭PRチラシ

会場に設置された出店を巡る参加者

大阪教育大生が制作した国分エリア「ええとこＭＡＰ」も展示された