大阪府森林等環境整備事業の効果に対する中間評価

更新日:2023年7月20日

大阪府森林環境整備事業の効果に対する中間評価について

事業名 危険渓流の流木対策事業

事業概要

 ○事業対象区域:災害から得られた「新たな知見」等に基づき抽出

            流域内の凹地形の割合が25%以上(新たな知見)

            渓流の勾配が18%(10度)以上

            保安林外、保全対象20戸

            治山ダム、砂防堰堤の未設置

 ○事業箇所数:56箇所

 ○事業内容:ハード対策

          土石流発生を抑止する治山ダムの整備

          流木となる危険性の高い渓流沿いの立木の伐採、林外搬出

          防災機能を強化する荒廃森林の整備(強度間伐等)

            ソフト対策

          防災教室の開催、地域との協働による森林危険情報マップの作成等

評価

〇事業実績については妥当である。
〇事業効果については以下の理由により概ね妥当である。
・土石流対策については、事業実績及び、治山ダムの設置効果(渓床勾配・土砂抑止量)が確認できた。
・流木対策については、効果の発現に時間を要すると考えられることから、引き続き調査を継続すること。
・ソフト対策については、防災教室後のアンケートの結果、防災意識の向上が確認できた。

事業名 都市緑化を活用した猛暑対策事業

事業概要

○補助制度の概要

・バス停やタクシー乗り場のある駅前広場、単独のバス停、駅(プラットホーム等)において、

・都市緑化(必ず含めること)と日除けや微細ミスト発生器等の暑熱環境改善設備(1設備以上含めること)の整備に対して、

・1,500万円を上限として事業費を原則全額補助する。
 (アクセスが制約される駅のプラットホーム等の改札の内側は事業費の半額を補助)

○事業箇所数:約150〜200箇所(補助事業者を募集の上、選定)

評価 

〇事業実績については以下の理由により概ね妥当である。
 ・緑視率については、事業実施箇所全てにおいて、増加していることが確認できた。
 ・事業実施箇所数については、計画数の半数程度にとどまったことから、事業実施のあり方見直しにより実施箇所数の確保に努めること。
〇事業効果については妥当である。

このページの作成所属
環境農林水産部 みどり推進室森づくり課 森林整備グループ

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