アルゼンチンアリは、南米原産の小型のアリで、家屋に侵入し、食べ物や衣類に群がったり、電子機器に入り込み故障させるなど、不快害虫としての被害が発生しています。
また、繁殖力が強く、日本に昔からいた在来のアリを駆逐してしまうなど、生態系への影響も生じています。
平成17年6月に「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)」による特定外来生物に指定され、大阪府内でも確認されています。
【写真提供:(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所】
名称 アルゼンチンアリ
体長 2.5から3.0mm
主な特徴
・色は、淡い黒褐色
・行列を作って群れで活動し、非常に素早く動き回る
・巣は、地中に作られることは稀で、植木鉢やプランターの下、石や木、枯葉の下、コンクリート構造物などの亀裂などに作る。
活動期 年中(動きが鈍るものの、冬でも活動する)
アルゼンチンアリは、他のアリと同様に、市販されている薬剤で駆除できます。
アリは、巣外にいる個体を殺虫するだけでは効果がなく、巣ごと殺虫することが大切です。
様々な種類の薬剤がありますが、巣ごと駆除できるタイプの薬剤(ベイト型薬剤など)で、有効成分「フィプロニル」が含まれる殺虫剤が特に効果的です。
○チラシ「アルゼンチンアリ」にご注意ください! [PDFファイル/468KB]
○アルゼンチンアリの見分け方(環境省のページ)(外部サイト)
○アルゼンチンアリ防除の手引き(環境省のページ)(外部サイト)
このページの作成所属
環境農林水産部 みどり推進室みどり企画課 都市緑化・自然環境グループ
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