特定外来生物「アルゼンチンアリ」に関するお知らせ

更新日:2023年9月5日

   

 アルゼンチンアリは、南米原産の小型のアリで、家屋に侵入し、食べ物や衣類に群がったり、電子機器に入り込み故障させるなど、不快害虫としての被害が発生しています。
 また、繁殖力が強く、日本に昔からいた在来のアリを駆逐してしまうなど、生態系への影響も生じています。
 平成17年6月に「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)」による特定外来生物に指定され、大阪府内でも確認されています。
 

■アルゼンチンアリの基本情報

アルゼンチンアリの画像
        【写真提供:(地独)大阪府立環境農林水産総合研究所】     

名称    アルゼンチンアリ

体長     2.5から3.0mm

主な特徴
 ・色は、淡い黒褐色
 ・行列を作って群れで活動し、非常に素早く動き回る
  ・巣は、地中に作られることは稀で、植木鉢やプランターの下、石や木、枯葉の下、コンクリート構造物などの亀裂などに作る。 
                                 
活動期   年中(動きが鈍るものの、冬でも活動する) 

■アルゼンチンアリを発見したら

 アルゼンチンアリは、他のアリと同様に、市販されている薬剤で駆除できます。

 アリは、巣外にいる個体を殺虫するだけでは効果がなく、巣ごと殺虫することが大切です。

 様々な種類の薬剤がありますが、巣ごと駆除できるタイプの薬剤(ベイト型薬剤など)で、有効成分「フィプロニル」が含まれる殺虫剤が特に効果的です。

チラシ「アルゼンチンアリ」にご注意ください! [PDFファイル/468KB]

アルゼンチンアリの見分け方(環境省のページ)(外部サイト)

アルゼンチンアリ防除の手引き(環境省のページ)(外部サイト)

このページの作成所属
環境農林水産部 みどり推進室みどり企画課 都市緑化・自然環境グループ

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