委員長 | 生野 照子 |
委員長職務代理者 | 小河 勝 |
委員 | 友田 泰正 |
委員 | 隂山 英男 |
教育長 | 綛山 哲男 |
教育監 | 山崎 彰 |
教育次長 | 竹内 啓三 |
教育政策室長 | 石川 晴久 |
総務企画課長 | 藤井 睦子 |
人権教育企画課長 | 野内 勲 |
教育振興室長 | 八尾 隆 |
教育振興室副理事 | 池田 憲昭 |
高等学校課長 | 栗山 和之 |
副理事兼支援教育課長 | 太田 安二 |
保健体育課長 | 中尾 俊治 |
市町村教育室長 | 辻村 隆史 |
小中学校課長 | 藤村 裕爾 |
地域教育振興課長 | 鉄野 孝之 |
教職員室長 | 向井 正博 |
教職員企画課長 | 大西 弘之 |
教職員人事課長 | 橋本 正司 |
施設課長 | 鈴木 博史 |
文化財保護課長 | 冨尾 昌秀 |
財務課長 | 田中 稔崇 |
第1号議案 | 「『大阪の教育力』向上プラン」の策定について |
第2号議案 | 平成21年度府立学校に対する指示事項及び平成21年度市町村教育委員会に対する指導・助言事項について |
報告事項 | 大阪府指定文化財等の指定等について |
第3号議案 | 大阪府立図書館協議会委員の人事について |
第4号議案 | 大阪府社会教育委員の人事について |
第5号議案 | 大阪府公立学校長人事の承認について |
第6号議案 | 大阪府公立学校教員の懲戒処分の承認について |
第7号議案 | 大阪府公立学校教員の懲戒処分について |
第8号議案 | 大阪府公立学校教員の懲戒処分について |
第9号議案 | 大阪府公立学校教員の懲戒処分について |
第10号議案 | 大阪府公立学校教員の懲戒処分について |
急施議案 | 大阪府公立学校教員等の懲戒処分について |
◎ | 第1号議案 「『大阪の教育力』向上プラン」の策定について | |
【議案の趣旨説明(総務企画課長)】 | ||
大阪の子どもたちの学力をはじめとした様々な教育課題を踏まえ、子どもたちが将来にわたって社会において生きる力を養い、社会を支えていくために必要な力をはぐくんでいけるよう、今後10年間で予想される社会経済情勢の変化を見通した中で、大阪の教育がめざすべき方向について、「大阪の教育力」を高める「3つの目標」と「10の基本方針」「35の重点項目」を取りまとめ、あわせて、今後5年間の具体的取組みを示す件である。 | ||
【委員の質問及び意見】 | ||
生野委員長 | 別冊P4の「政令指定都市や私立学校との連携」については、お互いがそれぞれ重要なので、一緒に書くのは如何かと思う。別々の項目で記載することでより強いメッセージとすべき。次に、P138の「チームによる支援」の項目のところで「理不尽な要求を行う保護者への対応」という記載があるが、保護者というよりその内容に対応していくということが肝要である。文言の検討をお願いする。三つ目は、P141の「小・中学校に対するチーム支援」のところで、現行の第三者が評価をするという機能が今後ますます重要になってくると思われるので、「第三者性」の打ち出し、アピールについて別枠立てで明示するように。 | |
小河委員長 職務代理者 | 支援チームの件で、過去の私の経験で言うと、学校の状況が分からない人が入ってきて指揮をすることでかえって混乱したことがあった。また、習熟度別授業についても前倒しして形式的、機械的に押し込むだけではこれも混乱する。いずれも具体化に当たっては、現場の意見を尊重し、慎重に柔軟な対応をお願いしたい。 | |
隂山委員 | 「がんばっている」教員への応援についてであるが、評価のための資料づくりに時間がかかることが多く、それが子どもたちに関わる時間を減らしてしまって本末転倒の状態になっている。本務に支障をきたすことのないよう、評価方法の簡素化を心がけるべきである。それと、学校は校長しだいで変わるものである。日本はマネジメントの発想が弱いことが非常に気になる。マネジメントのあり方についても検討をお願いする。ほかに、情報公開請求を受けることについて学校が萎縮しないような仕組みづくりをお願いしたい。 | |
小河委員長 職務代理者 | 評価・育成システムについては、教員のやる気を引き出すのに十分機能しているのか疑問を感じる。これによって現場は冷めているように見受けられる。教育はスクラムで取り組むべきものである。あり方についてよく検討を。 | |
綛山教育長 | 校長のマネジメントについては、首席制度や指導教諭制度を取り入れ、校長をサポートしていく体制をとっており、また、外部評価を導入したりしている。評価・育成システムについても、大阪では「育成」に力点を置いてやっているが、これも改善を重ね、さらにより良いものにしていきたい。 | |
生野委員長 | 「育成」に力を入れていることをもっと分かりやすく記載すべきである。 | |
隂山委員 | 「ダメ教師は切る」等のマイナスイメージが目立ちすぎている。頑張っている教員が適正に評価されるというプラスイメージの強調も必要である。 | |
綛山教育長 | 委員長と相談をし、修正等していくようにする。 | |
【採決の結果】 | ||
原案の細部について必要な修正を加えることで決定した。 | ||
◎ | 第2号議案 平成21年度府立学校に対する指示事項及び平成21年度市町村教育委員会に対する指導・助言事項について | |
【議案の趣旨説明(高等学校課長・小中学校課長)】 | ||
府内の高等学校及び支援学校の教育の指針とするため、毎年度当初に府立学校の全職員に配布し、周知徹底を図っている件である。また、市町村教育委員会に対する指導・助言の基本方針として、毎年度当初にとりまとめ、周知徹底を図っている件である。 | ||
【委員の質問及び意見】 | ||
綛山教育長 | 指示事項及び指導・助言事項については、昨年度、構成をかなり変更し、また、今年度は「大阪の教育力」向上プランや学力テストに関する事項をとり入れている。 | |
隂山委員 | 市町村に対し、指導・助言としたのは良いと思う。現場の教員にはもっとプロ意識を持ってもらう必要がある。重要なのは職責に対する自覚と結果責任についての考えである。このことを現場のほうでも理解してもらわないといけない。また、職責に対する自覚がしっかりとしていれば、現場から新しいものにどんどん挑戦してもらいフィードバックしていくような仕組みも大事である。 | |
綛山教育長 | 学校に対しては、押付けではなく個々の学校の状況に応じて支援、援助していくというスタンスで臨む。 | |
友田委員 | 文体は「です・ます調」の方が良いと思う。それとパブコメでも指摘されていることだが、「○○力」という文言が多く「大阪の教育力」向上プランとあわせて読まないと分からない。また、いろいろな事項を書いて内容を拡散するのではなく、基本は学校であるということを強調するように。 | |
綛山教育長 | プランと合わせた注釈を付けるようにする。また、教育体制として学校を中心にすえていくということも記述していく。 | |
生野委員長 | 実践の場から出てくるアイデアを柔軟にとり入れていけるような対応をお願いする。また、指導・助言という言葉にはやや強い印象を持たれるかもしれないので、指導・助言事項のP4の結語のあたりにそれに関する文言を入れた方が良い。 | |
綛山教育長 | 大阪府が上からものを言うというのではなく、柔軟性をもって、連携、協力し共に歩んでいくという趣旨が出るように工夫する。 | |
隂山委員 | 最初に「学力」が扱われており、それはそれでいいのだが、「こころの教育」についてはどうするのかという指摘もあるかもしれない。私は、「こころの教育」は学校だけでなく、社会、地域、家庭が連携して行うものであると思う。学校はまず学習するところであって、そういう位置づけから一番に学校を持ってくる、学校は教育全体の「ある部分」を担当するものだと理解しておく。 | |
【採決の結果】 | ||
原案どおり決定した。 | ||
◎ | 報告事項 大阪府指定文化財等の指定等について | |
【報告の趣旨説明(文化財保護課長)】 | ||
府の区域内に存する文化財のうち重要なものを大阪府指定文化財等に指定、選択及び指定解除することを教育長が専決したことについて、委員会に報告する件である。 | ||
〔指定、選択及び指定解除する日〕 平成21年1月16日 | ||
【委員の質問及び意見】 | ||
なし | ||
委員長から第3号議案以降の議案については、個人の情報等を含むものであることから非公開としてはとの動議があり、採決の結果、全会一致で非公開とすることを決定した。 |
(傍聴人及び報道関係者退席)
以下非公開の審議に係る部分につき省略
このページの作成所属
教育庁 教育総務企画課 広報・議事グループ
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