民主主義と人権を守る府民連合 要望書

更新日:2022年7月15日

要望受理日令和3年10月8日(金曜日)
団体名民主主義と人権を守る府民連合
取りまとめ担当課教育庁 人権教育企画課
表題府民の願いに応えるよりよい教育を求める要求書

要望書


2021年10月8日

大阪府教育長  橋本 正司 様



民主主義と人権を守る府民連合
執行委員長  


府民の願いに応えるよりよい教育を求める要求書

 日頃の教育施策充実の取り組みに敬意を表します。
 コロナ感染拡大が、保育所・学童保育・小中学校・高校など低年齢層にまで広がり、子どもや保護者の不安が増大しています。子どもたちがよろこんで通う楽しい学校で未来への希望をはぐくむ教育をすすめられることを願い、2021年度の要求書を提出いたします。誠意ある対応をよろしくお願いいたします。

1.府民の願いに応える教育施策の充実を
(1)新型コロナウイルス感染などから、子どもたちのいのちと健康を守り、学ぶ権利を保障するため、いっそう教育条件の整備をすすめられたい。
(2)小学校・中学校で35人学級をただちに実現し、さらに少人数学級をすすめられたい。
(3)チャレンジテスト、学力テストなどのテスト漬けをやめられたい。
(4)貧困が教育格差にならないよう、教育にお金がかからないようにされたい。
(5)地域の高校つぶしでなく、どの子も楽しく高校に通えるようにされたい。
(6)いじめをなくし、子どもたちの尊厳といのちを守るようにされたい。
(7)不登校・登校拒否の子どもたちの勉強と成長を支え、学校に通えるようにされたい。
(8)ジェンダー平等を教育に貫かれたい。
(9)どの子にも確かな学力と生きる希望を育てられたい。

2.「新たな差別を生み出す」部落問題学習の廃止を
(1)「部落問題」を学校教育に持ち込まないようにされたい。
(2)「当事者」「対象地域」「対象地域住民」は存在しないことを周知されたい。
(3)「人を特定した上での聞き取り調査や生活実態調査を行うことは、新たな差別をうみかねない」と回答されたが、してはならないことはどんなことなのか具体的に示されたい。
(4)「教職員に対する人権研修」「人権課題の一つとしての同和問題を学ぶことは大切である」「児童生徒が使用できる人権教育教材や教職員対象の研修資料等は必要である」という一方で「新たな差別を生じさせることのないよう配慮してまいります」としているが、「同和問題を学ぶこと」が発達途上の未熟な子どもたちに対して果たしてそれは可能か甚だ疑問である。
  もし可能であるというのであれば、具体的にその根拠を示されたい
(5)教科書の部落問題記述が特別対策当時のままであり、新たな差別を生み出している。是正に努力されたい。
(6)一部運動団体に同調したインターネットへの対応は是正されたい。
(7)「過去の民間運動団体の行き過ぎた言動等、部落差別の解消を阻害していた要因」に対し、「適切かつ適正な運用に努める」(2017年1月30日)とこれまで回答されていたが、具体的に示されたい。

3.かつて「特別対策と誤解されるようなものがあれば、必要な見直しを検討してまいります」(2020年3月25日)という回答されていたが、この間どのような見直し検討がされたのか具体的に示されたい。

4.特定の運動団体と結託し特定の考え方をおしつける「研究団体」との対応をやめること。

5.特別対策の継続を示す「同和」の冠をつけた部署を廃止されたい。

6.「同和教育」の完全終結を宣言されたい。

このページの作成所属
府民文化部 府政情報室広報広聴課 広聴グループ

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