
拉致被害者全員の救出を
絶対に諦めない

私の姉横田めぐみが拉致されてから46年が経過し、家族との絆は引き裂かれたままです。どれほど強い気持ちで家族と再会し日本に戻りたいと願っている事か。どうか声なき声に耳を傾けてください。母早紀江とめぐみが再会できるよう引き続きのお力添えをお願いいたします。
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会代表
横田拓也
北朝鮮による日本人拉致問題の
解決に向けて
1970年代から1980年代にかけて、北朝鮮が、多くの日本人をその意思に反して北朝鮮に連れ去りました。日本政府は、北朝鮮による拉致被害者として17人を認定しています。2002年9月に北朝鮮が日本人拉致を認めて謝罪しましたが、日本に帰国できたのは5人にとどまっています。拉致問題は、国民の生命と安全に関わる重大な人権侵害です。全ての拉致被害者の救出には、「必ず取り戻す」という世論を高める必要があります。そのためには、私たち一人一人がこの問題の現状を知り、解決に向けて考えることが大切です。
啓発週間の取り組み
府民の皆さんに拉致問題について関心と認識を深めていただくため、さまざまな啓発活動を実施しています。詳しくは府ホームページをご覧ください。

啓発パネル展示
●府立中央図書館人権展
デジタルサイネージ放映
ブルーリボンライトアップ

拉致問題に関する理解と認識を深めるという趣旨に賛同いただいた各施設で、ブルーリボンにちなんだ青色のライトアップを実施します。
ブルーリボン

拉致被害者の救出を求める国民運動は、ブルーリボンと青色を運動のシンボルにしています。青色は、被害者の祖国日本と北朝鮮を隔てる「日本海の青」と、被害者とご家族を唯一結んでいる「青い空」をイメージしています。
アニメ「めぐみ」上映会
アニメ「めぐみ」は、横田めぐみさんが拉致された事件を題材に、残された家族の苦悩や、懸命な救出活動の模様を描いたドキュメンタリー・アニメです。
府では、アニメ「めぐみ」および「拉致被害者ご家族ビデオメッセージ」の上映会を行います。詳しくは、府ホームページをご覧ください。


北朝鮮による拉致は重大な人権侵害で、未解決であり決して許されるものではありません。この問題を風化させないためにも、府民の皆さまに拉致被害者ご家族の思いを知っていただき、自分事として考えてほしいと思います。
大阪府知事
吉村洋文