平成24年度大阪府統計年鑑 第22章 災害及び事故(解説)

更新日:2013年4月18日

平成24年度大阪府統計年鑑

水稲被害

 平成23年における府内の水稲被害の概況は、被害面積7720ha、被害量1890t 、被害率6.7%で、前年に比べ被害面積は1万4980ha(66.0%)の減少となり、被害量は 34.8%の減少となっている。

労働災害

 平成23年における府内の労働災害による死傷者数は、死者が58人、負傷者(休業4日以上)と合わせて8350人で、前年より109人の減少となっている。
 産業別にみると、製造業での死傷者が2132人で全体の25.5%を占め最も多く、以下、陸上貨物運送業が1194人(構成比14.3%)、商業が1137人(同13.6%)の順となっている。最も多い製造業の中では、鉄鋼・金属製品製造業が727人と大きな割合を占めている。

火災

 平成23年における府内の火災件数は、前年より101件減少し2980件(前年比3.3%減)、死傷者は64人減少し631人(同9.2%減)となっており、損害額は4億4999万円減少の33億3365万円(同11.9%減)となっている。
 月別では、12月が325件(構成比10.9%)が最も多く、次いで1月が318件(同10.7%)の順になっている。
 
地域別では、大阪市地域が1133件(構成比38.0%)で最も多く、次いで、北河内地域397件(同13.3%)と泉北地域379件(同12.7%)となっている。
 
発火源別にみると、「たばこ・マッチ」が前年と比べ89件減少し1117件(前年比7.4%減)で最も多く全体の37.5%を占め、次いで、「都市・プロパンガス関係」が10件減少し411件(前年比2.4%減、構成比13.8%)となっている。
 
 また、平成22年度末現在の府内の防火対象物数は、前年より242棟増加し25万1046棟(前年比0.1%増)となっている。

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火災件数と死者数の推移グラフ

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交通事故

 平成23年における府内の交通事故発生件数は、4万9644件(前年比3.2%減)、死者197人(同2.0%減)、負傷者5万9489人(同3.2%減)となっている。
 事故発生の主原因者となった第一当事者別では、車両関係4万8421件、歩行者19件、不明1204件となっている。
   このうち車両関係を車種別にみると、普通乗用車が2万3956件と49.5%を占め最も多く、以下、軽乗用車が8077件(構成比16.7%)、軽貨物自動車が4482件(同9.3%)、普通貨物自動車が3824件(同7.9%)、原付が(50cc以下)2686件(同5.5%)の順となっている。
 
また、法令違反別にみると、安全不確認が2万5124件(構成比50.6%)、前方不注意が7415件(同14.9%)、動静不注視が6383件(同12.9%)の順となっている。
 
一方、歩行者関係の事故件数は、第一当事者及び第二当事者合わせて4169件で、死者が59人、負傷者が4225人となっており、横断中の事故が2375件と全体の57.0%を占めている。
 
なお、全国の交通事故発生件数は、69万1937件(前年比4.7%減)でこれを都道府県別にみると、東京都の5万1447件(構成比7.4%)が最も多く、以下、愛知県の4万9998件(同7.2%)、大阪府の4万9644件(同7.2%)の順となっている。

交通事故件数と死者数の推移グラフ

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総務部 統計課 分析・利活用促進グループ

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