平成23年度大阪府統計年鑑 第2章 気象(解説)

更新日:2012年4月18日

平成23年度大阪府統計年鑑

概況(平成22年)

1月

 月の半ばまでは、冬型の気圧配置が続くことが多く、気温は低くなった。その後は高気圧に覆われることが多く、気温の高い日が多くなった。期間を通して晴れの日が多くなった。平均気温は平年並、降水量は平年並、日照時間はかなり多くなった。

2月

 月の始めは、冬型の気圧配置が続き、晴れの日が続いた。その後は、天気は数日の周期で変化し、ました。月の終わりには、大雨となる日があった。月のはじめと中頃は、寒気の影響で気温が低くなったが、上旬の終わりと、下旬以降は気温が高くなり、気温の変動が大きくなった。平均気温は高く、降水量はかなり多く、日照時間は平年並となった。

3月

 上旬は、低気圧や西日本の南の前線の影響で曇りや雨の日が多くなった。中旬以降は、概ね天気は数日の周期で変化した。月のはじめと中旬は、気温が高くなったが、上旬の終わり頃と月末は、気温が低く、気温の変動が大きくなりました。平均気温は高く、降水量はかなり多く、日照時間は少なくなった。

4月

 上旬は、天気は短い周期で変化した。中旬から下旬にかけては、低気圧や前線の影響で、曇りや雨の日が多くなった。月の中頃と下旬の前半を中心に気温が低くなった。平均気温はかなり低く、降水量は多く、日照時間は少なくなった。

5月

 上・中旬は高気圧に覆われて晴れる日が多くなった。下旬は低気圧や前線、寒気の影響で曇りや雨の日が多くなった。月を通して気温の変動が大きくたなった。平均気温は低く、降水量は多く、日照時間は平年並だった。

6月

 上旬は高気圧に覆われて晴れる日が多くなった。中旬から下旬は梅雨前線や低気圧の影響で曇りや雨の日が多くなった。近畿地方は6月13日頃(平年:6月6日頃)に梅雨入りした。平均気温は高く、降水量は平年並、日照時間は多くなった。 

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月平均気温と降水量の関係グラフ
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7月

 月の前半は、梅雨前線や上空の寒気の影響で曇りや雨の日が多くなった。後半は高気圧に覆われ、晴れて暑い日が多くなった。近畿地方は7月17日頃(平年:7月19日頃)に梅雨明けした。平均気温は高く、降水量は多く、日照時間は平年並となった。

8月

 高気圧に覆われ、晴れて暑い日が多く、月平均気温は観測開始以降の第1位となった。また、16日から29日にかけて日最高気温が35℃以上となる猛暑日が14日間続いた。これは猛暑日継続日数の統計開始(1941年)以降の第1位となった。平均気温はかなり高く、降水量は少なく、日照時間は多くなった。

9月

 上旬は高気圧に覆われ、晴れて暑い日が多くなった。中旬から下旬にかけては、天気は数日の周期で変化した。平均気温はかなり高く、降水量は平年並、日照時間はかなり多くなった。

10月

 上旬から中旬にかけては、天気は数日の周期で変化した。下旬は、気圧の谷や寒気の影響で曇りや雨の日が多くなった。下旬前半までは、寒気の影響がほとんどなく、気温は高い状態で経過した。平均気温は高く、降水量は多く、日照時間は少なくなった。

11月

 高気圧と低気圧が交互に通り、天気は数日の周期で変化し、寒暖の変動が大きくなった。平均気温は平年並、降水量は少なく、日照時間は平年並だった。

12月

 上旬は高気圧に覆われ晴れる日が多くなった。中旬以降、天気は数日の周期で変化し、寒暖の変動が大きくなった。25日は、強い冬型の気圧配置となり、初雪を観測した。平均気温は高く、降水量はかなり多く、日照時間は平年並だった。

 
 月別日照時間のグラフ

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総務部 統計課 分析・利活用促進グループ

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