平成元年度大阪府統計年鑑 第11章 運輸及び通信(解説)

更新日:2013年2月12日

平成元年度大阪府統計年鑑

道路

 昭和63年4月1日現在の府下の道路の実延長は、1万6771.7kmで国道516.0km (3.1%)、府道1664. 1km (9.9%)、市町村道1万4591.5km (87.0%)となっている。
 道路の実延長のうち舗装道延長は1万5309.5kmで前年より210.5km増加し、実延長に占める舗装道の割合は91.3%となり、前年(90.7%)より0.6ポイント上昇した。
 舗装道の割合をみると、国道100.0%、府道98.7%、市町村道90.1%となっている。
 次に、橋りょう数(橋長15m以上)は2030か所で延長は227.9kmとなり、道路の実延長の1.4%を占めている。

鉄軌道

 昭和63年中の府下における私鉄9社の1日平均乗車人員の合計は436万4475人で、そのうち定期利用者は289万8764人で全体の66.4%を占めている。
 次に、昭和63年度の地下鉄の乗車人員の合計は9億4768万5000人で、前年に比べ2574万7000人(2.8%)増加しており、1日平均乗車人員は259万6397人となった。

自動車

 昭和63年度末現在の府下の自動車保有台数は、304万1140台で、前年度に比べ13万732台(4. 5%)増加した。
 最も多く増加したのは乗用車で、前年に比べ7万240台増加しており、次いで軽自動車の5万1197台であった。
 また、トラックは前年に比べ3902台の増加であった。
 自動車1台当たりの人口は2.9人、世帯数では1.0世帯となった。
 なお、自家用乗用車は158万4606台となり全体の52.1%を占め、府民5.5人に1台、1.9世帯に1台保有していることになる。
 市町村別に自家用乗用車の台数をみると、最も多いのが大阪市の41万5033台で自家用乗用車全体の26.2%を占め、以下堺市15万692台(9.5%)、東大阪市9万9358台(6.3%)、豊中市7万5374台(4.8%)、枚方市7万5153台(4.7%)の順となっている。
 

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航空輸送

 昭和63年中における大阪国際空港の旅客、貨物数をみると、旅客数は2006万1000人で前年に比べ4.0%増加、貨物数量は38万4394 t で前年に比べ10.0%増加した。
 これを国内線、国際線別にみると、旅客数は国内線が1537万人で前年に比べ25万8000人(1.7%)増加し、国際線では469万1000人で前年に比べ51万1000人(12.2%)の増加となった。
 また、貨物数量は国内線が19万6711 t で前年に比べ8.6%増加し、国際線では18万7683 t で前年に比べ11.6%増となり、航空輸送は全般的に堅実な伸びを示した。
 

通信

 昭和63年度における府下各郵便局の引受内国郵便物数の状況をみると、通常総数(小包を除く)は17億9433万6000通となり、前年度に比べ6.1%増加し7年連続の増加となった。
 次に、昭和62年度末における府下全域の加入電話総数は、389万5000台で前年度に比べ3.6%増加した。
 そのうち事務用は131万3000台で住宅用は258万2000台と前年度に比べそれぞれ4.5%、3.1%増加した。
 この結果、住宅用加入電話は、1.2世帯に1台の割合となっている。

このページの作成所属
総務部 統計課 分析・利活用促進グループ

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