第5章 農林水産業(解説)

更新日:2011年4月20日

平成22年度大阪府統計年鑑

農業

 平成17年2月1日現在で実施された2005年農林業センサスの結果によると、2005年農林業センサスの調査対象である販売農家(経営耕地面積が30a以上又は調査期日前1年間における農産物販売金額が50万円以上)では、経営耕地面積規模別にみると0.3ha以上1ha未満層が1万621戸となっており、販売農家数全体の約9割を占めている。
 農家を自給的農家と販売農家とに区分すると、自給的農家が1万6141戸(構成比57.9%)、販売農家は1万1752戸(同42.1%)で、農家世帯員数は、10万9312人で、男性が5万3227人、女性が5万6085人である。このうち販売農家世帯員数は、5万1756人で、自営農業従事者数は3万4221人(販売農家世帯員数の66.1%)である。
 経営耕地面積は、9809haとなっている。これを農家1戸当たりの経営耕地面積にすると、35.2aとなっている。

経営耕地面積規模別農家数の割合

林業

 平成17年2月1日現在で実施された2005年農林業センサスによると、農業と林業を行なっている経営体数が1258戸、林業を行なっている経営体数が303戸となっている。
 大阪府の森林面積は5万7682haで、大阪府総面積18万9431ha(平成17年10月1日現在)に占める森林の割合は、30.5%である。

市町村別森林資源面積(民有林)

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水産業

 平成20年11月1日現在で実施された2008年漁業センサスによると、府内における海面漁業経営体数は668経営体(前回増減率6.2%減)で、これを市町別にみると、岬町が124経営体(同11.4%減)で最も多く、次いで岸和田市が92経営体(同4.2%減)、堺市及び阪南市が78経営体(堺市同2.6%増、阪南市同8.2%減)となっている。
 経営体が調査期日前1年間に使用し、調査日現在も保有している漁船は984隻(同6.6%減)で、その内訳をみると、動力船が855隻(同7.0%減)、船外機付魚船が128隻(同3.8%減)、無動力漁船が1隻(同50.0%減)となっている。動力船についてトン数階層別にみると、「5トン以上10トン未満」が424隻(同8.4%減)と最も多く、「1トン以上 3トン未満」が229隻(同8.4%減)、「3トン以上 5トン未満」が115隻(同21.2%減)であり、「1トン未満」が34隻(同112.5%増)となっている。

漁業経営体数の市町村別構成比

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総務部 統計課 分析・利活用促進グループ

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